子育て情報『「ママじゃない!」懐かない夫の連れ子→友達から聞いた思いがけない事実に涙…私を拒んでいたワケは?』

「ママじゃない!」懐かない夫の連れ子→友達から聞いた思いがけない事実に涙…私を拒んでいたワケは?

目次

・精いっぱいの愛情を…
・お弁当完食!
・最高のプレゼント
「ママじゃない!」懐かない夫の連れ子→友達から聞いた思いがけない事実に涙…私を拒んでいたワケは?


私が結婚した相手は、7歳の男の子を育てるシングルファーザー。私は母になるために仕事を辞めました。正直、周りから反対や心配もたくさんされましたが、それでもうまくやっていけると信じていたのです。

一緒に暮らすようになってから、積極的に息子とコミュニケーションを取ろうとしましたが「この人はママじゃない!」と、なかなか心を開いてくれませんでした。レストランに誘っても「行きたくない」と拒否。いつかはきっと……という希望と、もう無理かもしれないという諦めが行き来していたのですがーー。

精いっぱいの愛情を…

こんなに頑なに私を認めてくれないとなると、前妻である本当のママはさぞかし素敵な人だったのだろうと思っていたのですが、その逆。息子のことを放っておいて遊びまわるような人で、結局浮気相手と逃げてしまい、後からサイン済みの離婚届が送られてきたのだとか。


それを聞いたら諦めるわけにはいきません。私は息子に精いっぱいの愛情を注ごうと心に決めました。

ちょうどそのころ、息子が学校から1枚の手紙を持って帰ってきました。そこには「お弁当の日について」と書いてあります。設備点検の都合で、来週から3日間お弁当が必要になるようです。

息子にお弁当のリクエストを聞いてみても「何でもいい」と相変わらず。俄然燃えてきた私は、夫に息子の好みを聞き、腕によりをかけてお弁当を作ることにしました。

お弁当完食!

お弁当1日目。
帰宅した息子に感想を聞くと「別に……」とそっけない様子。口に合わなかったかな? と思い、シンクに出されたお弁当箱を開けてみると、なんと空っぽ! もしかしたら喜んでくれたのかなと期待してしまいます。

ゴミ箱に捨てたり誰かにあげたりしていないといいなと思いながらも、2日目のお弁当も完食。残すところあと1日となりました。

最終日は息子の大好物のミートボールを作ろうとスーパーに出掛けると、息子の同級生の親子にバッタリ。そこで私は意外な話を聞いたのです。

どうやら息子はお弁当を食べているときに「ママのお弁当はおいしい!」と言ってくれていたよう。しかも、ママが作る料理はどれもおいしくて、外で食べるよりも家で食べたいとも話していたと聞かされました。


私が泣きそうな顔をしていると、同級生のママは満面の笑みを見せて言いました。

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