実技試験の当日!「筆記試験より全然余裕~」ママが足取り軽く会場へ向かうと…!?
転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。
すき間時間で勉強を始めたぼさ子さんは、苦戦しながらもひたすら試験の過去問題を解いて、着々と実力をつけていきました。
そして、いよいよ筆記試験の当日を迎えることに。筆記試験は終了後、回答を書き込んだ問題用紙と試験2日後に出た解答速報を照らし合わせながら採点を始めると、ギリギリ合格点を取れていました。
筆記試験のほか実技の試験もあるため、リサイクルショップでキーボードを購入し、練習を始めることに。20年以上もピアノに触っていなかったことから、ブランクを感じてしまったぼさ子さんでしたが、試験に向けて何度も練習を繰り返していました。
そして、筆記試験から2カ月後、いよいよ試験当日を迎えることになったのですが……?
実技試験の当日、ママは余裕な表情で…
家族に見送られ、試験会場へと向かったぼさ子さん。
(筆記試験より全然余裕~!楽勝~♪)
そんなことを思いながら席に着くと、
早速試験の説明が始まります。
(私は最初に造形の試験だ!!
気が引き締まるわ)
(いざ、対戦!!)
気合いを入れて立ち上がると、
教室を後にするぼさ子さん。
その後、造形試験の教室前をウロウロ……。
(試験室、ここだった……)
会場は先ほど座っていた場所だったことに気付くと、
何事もなかったかのようにスンとした表情で着席するのでした。
◇◇◇
造形の試験は別の会場だと思い、1回席を離れたぼさ子さんですが、すぐに戻ってきました。