「キャー!うそでしょ!?」店員さんから何かもらった娘→すると、まさかの緊急事態に私は顔面蒼白に!
これは娘が4歳のころに起こったことです。娘を連れて買い物をしていたとき、ちょっと目を離したすきにヒヤリとする事故が起きてしまったのでした……。
手渡されたのは…
その日、私は娘と一緒にホームセンターで買い物をしていました。必要な物をカゴに入れ、レジへと向かった私たち。そして会計を済ませたあと、レジの女性が娘に何かを差し出しました。
「はい、どうぞ」。見てみると、娘の手に小さなキャンディーが握られています。どうやらこのお店では子どもにお菓子を配ってくれているようでした。
私は購入した物を袋に移し替えながら、娘に声をかけました。「そのキャンディーは棒がないから、食べるときは気を付けてね。ごっくんしちゃダメだよ」。実を言うと娘はこのときまで、棒付きのキャンディーしか食べたことがありませんでした。
それで注意を促したのですが、時すでに遅し!! 娘を見ると、真っ赤な顔で苦しそうにしています。すでに袋を開けてキャンディーを口にし、のどに詰まらせてしまっていたのです!
幸いことなきを得た
焦った私は、すぐに娘の背中を強めに叩きました。それがよかったのか、キャンディーが小さかったのが幸いしたのか、キャンディーは口の中へと戻り、娘はすぐに普通に呼吸できるようになりました。
その後もしばらく様子を見ましたが、特に問題はないようです。
けれどこのときのことは私も娘もトラウマとなり、しばらくキャンディーを食べることはありませんでした。
結局無事だったのでよかったですが、購入した物をカゴから袋に移し替えながら見ていた私は、娘がキャンディーを口に入れる瞬間を見逃していたということ。やはり子育てでは一瞬の気のゆるみが大変な事故につながるのだと痛感しました。大切なわが子を守るため、改めて気を引き締めて娘から目を離さないように気を付けながら過ごしています。
◇◇◇
子どもがものをのどに詰まらせてしまうと心配で慌ててしまうかもしれません。ただ、口の奥まで指を入れて取り出そうとすると、かえって口の中に押し込んでしまうことがあり危険です。
もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。