数年レスの私に「したら良さを思い出すかも。ね?しよ?」欲を抑えられなくなった夫が、迫ってきて…
2歳の娘・ヒナタを育てるタケシとエリの夫婦。産後2年たち、2人目を望みつつも、レスが続いていました。その原因は、エリ。どうしてもタケシの性的な目線や行為を受け入れられずにいたのです。同じくレスだったはずのママ友たちは次々妊娠していき、エリの悩みは大きくなるばかり。そんなある日、夫のお願いでスキンシップをとったのですが、それ以来夫はエリを頻繁に誘うようになり、エリはますます夫への嫌悪感を募らせていくことに。そんなエリの様子を見て、夫も不満を溜めているようで……。
もう我慢できないよ!
ある休日、夫が娘を遊びに連れていってくれました。
しかし帰宅したのは夫ひとり。
驚くエリに、夫は「娘がいるからできないんでしょ。だから俺の実家に預けてきた」と言います。
さらに夫は「夜の夫婦生活の重要性わかってる? 離婚だってありえるんだよ?」と真剣な顔で訴えました。
夫は「俺と離婚したくないよね?」と言います。
勝手に娘を預けてきて上から目線の夫に、エリは怒り心頭。
「本気で言ってるの!?」と問い詰めました。
夫は、レスで離婚する夫婦もいるということを伝えたかったよう。
夫は、エリに昔みたいに甘えて見つめてほしいのに、自分のことを見てもくれない──そんな生活がつらいと訴えます。
そして「したらよさを思い出すかもしれないだろ」と、エリに迫るのでした。
◇ ◇ ◇
愛する妻に避けられ続け、夫のタケシさんも苦しんでいるのかもしれませんね。しかし、エリさんも同様にタケシさんの要望に応えられないことを悩んでいます。お互い、それぞれの立場で悩んでいる中で、離婚をほのめかしたり、無理やり行為に及ぼうとするようなことは、問題の解決から遠ざかってしまいますよね。
愛する相手だからこそ、互いの気持ちを尊重し合い、じっくりと話し合うことが大切なはず。夫婦それぞれが抱える悩みを共有し、解決策を一緒に見つける努力が、よりよい未来への第一歩になるのではないでしょうか。
次の話を読む →
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ