「仕事じゃないよね!?」高熱で寝込む私と娘を見捨て、出張という名の旅行へ出かけた夫→その結果…
ここ半年、夫はとても忙しい様子。毎日のように残業があり、家に帰ってこない日もしばしば。出張や休日出勤も多くなりました。
娘は最近、パパはいつ帰ってくるのかと聞いてくるようになりました。これではいけないと思った私は、夫にもう少し家庭を顧みてほしいと伝えました。
しかし夫は私たちを養うために働いているのだから、仕事に対してごちゃごちゃ言うなと話します。そして私に対して、家事も育児もサボっているようにしか見えない、と言ってきたのです。
夫にとって大切なのは誰なのか…
私が家族でゆっくり食事をしたり、娘と遊ぶ時間を作ったりしてほしいと話すと、夫は甘えすぎていると言います。
加えて、部屋が散らかりすぎだなどと責められましたが、ひとりで家事と育児をしているので手が行き届かない日もあります。
夫は、子どもひとりに手を焼くはずがないと決めつけており、私をサボり認定するのです。夫の態度は、私たち母娘がピンチのときも変わりませんでした。ある日2人とも高熱が出て、自分たちでは病院に行けない状況だったのですが、夫は助けてくれませんでした。
出張に行くため空港へ向かっている最中だったのですが、家に引き返すことはなかったです。じつは夫、その同行者の女性上司と不倫中で……。私は不倫の事実を知っている、私たちより不倫相手が大切なのかと言っても、動揺をみせなかった夫。
夫にとって私と娘はどうでもいい存在なのか、としつこく確認しました。
いら立った夫は、このままなら離婚も考えると言い出し……。病院は自分でなんとかしろ、出張から帰ってくるまで連絡するなとくぎを刺してきたのです。
出張という名の旅行から帰ってきた夫
夫が自宅へ帰ってくると、そこはもぬけの殻。
「なんだよ、この汚い部屋は」
「遊びに行く元気があるなら掃除しろカス!」
ひどいメッセージを私のもとへ送ってきました。
「娘と孫はもういませんよ」
返事をしたのは、私の母。自分の娘がこんなことを言われ、どんな気持ちだったでしょう。慌てた夫はいろいろ取り繕ったようですが、母は何も話すことはないとピシャリ。「今葬儀中だし、失礼するわね」 この母の返事に夫は凍りついたそうです。
夫が旅行に出た後、私はしんどいながら娘の看病をしていました。