「まさかこんな…」娘と乗ったバスで高齢女性に声をかけられモヤッ。3年後、言葉の意味を知り後悔の嵐
娘がまだ生後6カ月のとき、夫は仕事が多忙のため毎日ワンオペ状態でした。
今だからわかる女性の言葉
産後ボロボロのからだで慣れない育児をこなすのに必死で、寝不足のせいもありその日はイライラしていました。娘を抱っこ紐で市営のバスに乗り買い物へ出かけていたときのことです。バスの中でおばあちゃんに話しかけられました。
「大丈夫?眠れてる?小さいうちは大変よね。私もそうだった。でもね、3歳になるまでの辛抱よ。3歳になると会話もできるし自分でできることがうんと増えるから、少し楽になるはず。
それまで頑張ってね」と言われました。しかし、育児や寝不足で疲れていた私は、今がつらいのにそんな3年後の話なんてされても。と余裕のない気持ちでおばあちゃんに素っ気ない対応をしてしまいました。
そして3年後、娘が3歳になると夜は長く寝てくれるし服は自分で着れる、ご飯も自分で食べれる、なんと言っても会話ができる。おばあちゃんの言っていたとおりでした。経験したからこそ助言してくださったあのときのおばあちゃんに、素っ気ない態度をとってしまって申し訳ないのと、あのとき応援してくださったことのお礼を言いたいです。
◇◇◇
育児だけでなく、何事も経験していないとわからない気持ちがあると思います。そして余裕のなかった私のように、寄り添ってくれているのに気づけないことがあるかもしれません。
この出来事を通して、そんなすれ違いがないように自分の言動に気をつけたいなと感じました。
作画/さくら
著者:高橋綾子
20代、毎日ワンオペ育児奮闘中の4歳娘を育てる主婦。趣味は寝かしつけ後の晩酌。
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