「あら…」魔の2歳児、グズる息子に連れられ着の身着のまま散歩へ→すると、ある女性に声をかけられ…
息子が2歳のころ、魔の2歳児でいうことも聞かず、気にくわないと大泣きする時期。私はヘトヘトになっていました。
着の身着のままでかけたら……
どうしても外に行くというので、近所の学校まで散歩に行こうと着の身着のままでかけました。すると、どうやら息子のこぼしたご飯粒が私のズボンの後ろについていたようです。それを見た近所のおばさんが「あら、僕のためにママは必死みたいだね!ママに感謝だね~!」と言いながら、ズボンについたご飯粒をとってくれました。泣いて暴れて言うことを聞かない息子に振り回されていたので、優しいおばさんに救われました。
◇◇◇
息子のわがままに振り回されて着の身着のままでかけて、ご飯粒をつけていたのは恥ずかしいけど、おかげで人の優しさに振れることが出来て、当時の私にとっては心暖まる嬉しい出来事でした。何年もたった今でも、たまにふと思い出してしまう出来事です。
作画/さくら
著者:田辺かよ
30代、中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。
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