「今なんて言った!?」家の鍵が行方不明に。慌てて探していると、娘からは予想外の発言が…?
長女が2歳のときのこと。私はいつも家の鍵をリュックの脇ポケットにいれて、取り出しやすいようにしてました。家族全員でお買い物から帰ってきた日。家に入ろうと鍵を出そうとすると、鍵が見当たらないのです。
どこにあるって!?
バックの違うポケットに入れたかなと思い、探しましたが見つからず、中身もすべて出してみたのですが、それでも見つかりません。前の日から今日まで出かけた場所すべてに電話をかけました。しかし、すべて落とし物として届いてませんという返答のみ。
車の中もひっくり返す勢いで探しましたが、見つかりませんでした。
「最終的に警察かなぁ、家の鍵交換かなぁ幾らかかるんだ」などと夫と話していると子どもが「ダダンダンの頭の中にしまっておいたよー」と言うのです。
「えっ?」ともう一度聞き直すと「大切だからねー、ダダンダンに守ってもらってるー」と言います。 家には、アンパンマンのネジで組み立てる遊びものがありました。半信半疑でしたが、夫の鍵で家に入り、おもちゃ箱からダダンダンの頭をだして、フタをあけると……鍵を発見。
電話をかけたところに、もう一度謝りの電話を入れ、謝罪。電話先のかたに「どこにありましたか?」と聞かれたりしましたが、「ダダンダンの頭の中にありました」とは言えず、「いつもと違う所にありました」としか言いようがありませんでした。
この出来事で、2歳でも大切な物を理解して、閉まっておこうという判断が出来るんだと思いました。(女性/30代/准看護師)
作画/マキノ
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug