「えっ、あなたが!?」パート主婦をバカにする夫→隠していた秘密がわかって思いもよらぬ展開に…
結婚して半年。私はフルタイムの仕事を辞め、パート社員として働いています。夫は専業主婦を望んでいましたが、私自身は外に出たかったのでパートで働くことにしました。
結婚してからわかりましたが、夫の求める家事レベルは不可能に近いほど高く……。こんなに細かい人だとは、思いもしませんでした。食事は時間が決まっており、シーツのしわも嫌だと言います。
夫のためにと頑張っていますが、そろそろ疲れてきてしまい……。
人のことを見下す夫
「パートの仕事をやめたら?」と家事を完璧にできない私に、ネチネチと言ってくる夫。
私なりにしっかり家事をしているつもりですが、仕事のせいでおろそかになっていると夫は話します。
そのくせ自分には甘く、私が言われた通りに食事を作っても連絡なしに飲み会へ行ったりするのです。少しでも愚痴を言おうものなら、エリートで高給取りの自分がお前なんかを嫁にもらってやったのだから、もっと感謝して生活しろと言うのです。お互いに惹かれあっての結婚だと思っていたので、驚いてしまいました。
これなら家事のうまい別の女と結婚すれば良かったと言われたときには、私もこの結婚を後悔。気持ちも限界でした。
限界に達した私は…
ある日のこと。私は残業したので、夕食の支度が間に合いませんでした。
夫はいらだち、仕事をしている私に連絡をしてきました。
「お前はしょせんパート主婦だろ?」
「せめてエリートの俺をしっかり支えろよ」
「できないなら離婚だ」
脅しのつもりなのでしょうが、今の私には通用しません。何しろこの数カ月、私は夫に頼って生活する人生はやめようと準備してきたのですから。離婚すると言ってくれて、ちょうど良かったです。
雇用関係のような私たち夫婦。私は夫の解雇通知をちらつかせました。
「じゃああんたは解雇ね」
じつは、夫との生活を危惧した私は転職を決意。以前勤めていた会社に再就職したのでした。
正社員雇用ですが、定時に上がってなんとか夫にバレないよう今までやってきました。
夫のあることが発覚して…
私の勤め先は夫の会社と取引があり、夫婦共通の知人がいます。私が水面下で離婚の準備を進めていたとき、知人から久しぶりに連絡がありました。
知人の話では、夫は10年以上にわたって経費の不正請求をしており、それが最近になって会社にバレたとのこと。