ジェンダーレスな名前が人気!一文字ネームランキング、今男の子に人気の名前は?
近年、男の子の名付けは漢字一文字の名前「一文字ネーム」がトレンド。なかでも、男女どちらの名付けにも用いられる「ジェンダーレスネーム」や、春の訪れをイメージさせる漢字が人気でした。
2024年2月に生まれた4,186名の男の子の名前から、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介します。
1位湊(主なよみ:みなと)
2月生まれの男の子にもっとも多く名付けられた一文字ネームは「湊」でした。2022年の名前ランキングでは7位、2023年は4位と、毎年名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。
水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められることも多いようです。
1位蓮(主なよみ:れん)
同率で1位だったのは「蓮」。12月、1月に続き、3カ月連続で一文字ネーム1位に輝いています。2023年の年間ランキングでも1位となっており、近年大人気の名前です。
「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。
同名の著名人では、人気アイドルグループSnow Manの目黒蓮さんが活躍されています。
3位凪(主なよみ:なぎ)
3位は「凪」。
2022年の名前ランキングでは13位、2023年は8位と、少しずつ順位を上げています。
「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。
また、女の子の名前としても人気のあるジェンダーレスネームの一つでもあります。
4位蒼(主なよみ:あお、そう)
4位には「蒼」がランクイン。2022年の年間ランキングでは4位、2023年は6位と、根強い人気のある名前です。また、男女どちらの名付けにも用いられるジェンダーレスネームでもあります。
「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2023年男の子漢字ランキングで7位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。