「ねぇ…」スーパーで癇癪を起す次男の対応に手こずる私→見知らぬ女性がかけてきた言葉に絶句…!
混んでいるスーパーのレジ前でかんしゃくを起こし始めた3歳の次男。次男の対応に手こずっていたとき、見知らぬ女性が声をかけてきました。とてもショックだった出来事です……。
夕方スーパーのレジ前にて
平日の夕方、長男が習い事に行っている間に買い物を済ませようと、次男とスーパーに向かいました。スーパーに入る前に「今日はお菓子1個だけね」「ジュースは買いません」と約束し、次男も大好きなチョコレートのお菓子を手に取り、そのときは満足気だったのですが……。
夕方の買い物客が多い時間だったためレジが混んでおり、1つのレジに5人ずつくらい並んでいました。あと2人終われば次は私の番というところで、次男が「ジュースもほしい」と言い出してしまい……。
事前にジュースは買わないことを約束済みでしたし、長男を習い事に迎えに行く時間が迫っていたこともあり、ジュースを買いに戻るという選択肢は私の中にありませんでした。
すると、次男は大泣きして抗議しはじめたのです。
女性の一言…
すると、後ろに並んでいた見ず知らずの女性が声をかけてきました。
「ジュースくらい買ってあげなさい」
次男のグズグズを見かねてだとは思いますが、とても冷たい口調で言われてしまい驚き、ショックを受けました。長男のお迎えの時間が迫っていることや今日はお菓子一つだけと事前に約束していたことなど、なにも女性は知りません。
「わが家の事情をなにも知らないのに口を挟まないでほしい! 放っておいてくれ!」と思ってしまいました。
私は女性の一言にイライラしてしまい、反論する気にもなれませんでした。子どもを連れていると思いやりのある言葉をかけていただくこともありますが、そうではない言葉をかけられたのが初めてだったため、なんとも言えない気持ちになりました。この出来事から、自分が誰かを傷つけたりすることのないよう、相手の事情や背景などを考慮することを心がけようと決めました。
イラスト/海乃けだま
著者:鬼頭いちか
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