「これって陣痛なの?」痛みの間隔がバラバラで確信が持てず。しかし、ママは思い切った行動に出て!?
マキノさんは長女が1歳9カ月のとき、めでたく第2子を妊娠。妊娠中でありながらも、平日はほぼワンオペ育児をおこない、毎日がつわりとの闘いでした。また、一時は不正出血に悩まされていたのですが、医師のアドバイスを忠実に守っていると、いつの間にか解決されていました。日が経つにつれ、おなかが大きくなりすぎてしまい、長女のお世話が難しくなってしまったため、実母の提案で里帰りの時期を早めます。いざ里帰りをすると、実母との躾の感覚のズレや自分のペースで生活ができないなど新たな悩みが発生! マキノさんは出産を終えたらすぐに自宅に帰ることを決断したのでした。
正期産までもう少しとなったタイミングで、「出産入院時に長女をどうするか」について話し合いの場を設けました。その結果、出産の始まり方と夫の勤務状況でフローチャートを作り、それに従って行動するという結論に至ったのです。
また、“入院中はママに会えなくなる”ということを事前に娘に理解してもらいたかったマキノさんは、寝かしつけの際、おなかの赤ちゃんや入院についてわかりやすい言葉で伝えていました。
そして妊娠39週を迎えたころ、ついに陣痛のような痛みが襲ってきて……?
妊娠39週目、ママの体の変化が…!?
「やっぱり陣痛?」
心配してそわそわし出すお母さんの横で、
「うーーーーん」と言いながら首を傾けるマキノさん。
生理痛のような痛みだったのと、
痛みの間隔がバラバラだったため、
いまいち確信を持てずにいたのです。
迷った挙句、産院に連絡することに。
「お世話になります。陣痛かもしれなくて……。
痛みはそんなに強くないんですが、
間隔が短いときがあって」
「経産婦さんですね?」
「あっ、はい。そうです」
「じゃあ、もう病院来てください」
時計を見ると、午後7時半になろうとしていました。
一瞬何かを考えたマキノさん。
「上の子、寝かしつけてからでも大丈夫ですか」
そう答えると、「え? 逆に大丈夫ですか?」と
心配されてしまったのでした。