「家族ごっこ、辞めます」都合の良いシッターにされた嫁→義家族に待っていた末路とは!?
義妹には5人の子どもがいました。育児が大変なのは、子どものいない私にもわかります。しかし、仕事が休みのたびに預けられて正直困っていました。
最初は義家族との年末年始の旅行中だけだったのですが、その後、毎週末子どもを預けにくるようになりました。しかも夫は休日が勤務日のため、面倒をみるのは私だけ。
子育て経験のない私が、上は小2から下は1歳と目が離せない年齢の5人の子どもたちを
お世話するのは大変でした。それを夫はまったく理解せず、「家族なんだから」 という魔法の言葉ですべてを処理し、私が難色を示そうものなら「心が狭い」 「冷たい」 と言い放つ始末。
そしてなぜか、義家族の家族旅行のときは夫や義妹夫婦だけ行き、私は一度も呼ばれませんでした。
持ちつ持たれつ…?
夫は義妹が次々に子どもを産んでくれたおかげで、私に義母からの圧がかからなくなったと思っており「持ちつ持たれつの関係なのだから、義妹の子たちを面倒見るのも悪くないじゃないか」と言っていましたが、夫は知らなかっただけなのです。私が義母からいまだに、長男の孫はいつ見られるのかと催促されていることを……。
そして、夫は私が義妹の子どもたちの面倒をみていることを「感謝している」と口では言いますが、私の気持ちより自分の家族を優先しているのはあきらかでした。
その年末、仕事納めをした夫は、そのまま旅行へ直行。
「今年も妹の子の面倒頼むな」
「俺は両親と妹夫婦と旅行に行ってくるから!」
私は仕事を納めた直後から子守り……。そのとき私は一大決心をしたのです。
「最後の旅行、楽しんできてね」
「最後?」
「俺たちうまくいっていたじゃないか」!?
私は家族ごっこを辞めることにしたのです。心を決めた私は「旅行から帰ってきたら離婚届を書いてほしい」と夫に連絡。夫からは「とにかく落ち着いて」と連絡がきましたが、私はいたって落ち着いていました。そして、そこからの夫の連絡は無視しました。
数日後、夫はたくさんのお土産とともに帰宅。ご機嫌取りに私の好きそうなものを買ってきたようで、家にいない私に「初詣にでも行こう」と連絡してきました。しかし夫は状況がわかっていませんでした。夫は私が子どもたちをただ送り届けているだけだと思ったようですが、そのとき私はもう家に戻るつもりはありませんでした。