「え…嘘でしょ!?」グズる長男を怒鳴り散らし満足げな義父→翌日、義父が私に向かって驚きの発言を…
マンションを売却し、家が建つまでの間、義実家で4カ月同居していました。私は3人目を妊娠しており、長男は3歳、次男は1歳でした。元々義父は厳格な人で孫にも叱ったり、三つ子の魂百までという考えで、何度も嫌な思いをしたことはありました。
義父の態度にイラッ!!
その日は、長男が機嫌が悪く何をするにも怒っていました。いつもは義父の隣で食事中する長男が「ママの隣がいい!!」と言い出しました。すると、長男に向かって「お前いい加減にしろよ、ワガママ言いすぎだ!」と義父が怒鳴り、叱って来たのです。ママの隣に座りたい、ただそれだけのことだったのですが、それまでの機嫌の悪さを見ていた義父からすると、ワガママばかりだと思ったのでしょう。義父が夫に連れて行け!と言い、2階の部屋に連れて行きました。
満足げな義父を見て、私は怖くて手が震え涙が出てきてしまいました。
私は次男を義母にお願いし、長男のいる2階へ行き抱きしめて泣き止むのを待ちました。その日は、義父とは一切言葉を交わしませんでした。翌日、義父が仕事から帰ってくると、私に対してごめんねと謝って来ました。私にではなく、長男に謝って欲しかったです。
◇ ◇ ◇
義父がいる前で、子ども達が機嫌が悪かったりワガママを言ったときは、別室に移動するようにしました。義父は昔から仕事が忙しく子育てを全くしなかったので、子どものイヤイヤ期やわがままも許せないようです。今回は家が建つまでの間の同居でしたが、この先同居することは2度とないと誓いました。
作画/まげよ
著者:藤木奈美子
30代、5歳、3歳、2歳の兄妹を育てる母。医療機関に勤務。趣味はドラマ鑑賞。
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug