「私悪いんじゃない!」子どもを放置していたら行方不明に!→隣人の忠告に妻のまさかの発言とは?
亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。その内亮太さんは体や心の異変から仕事に集中できなくなってしまい、ある日社長から早退を促されます。ところが、帰宅した亮太さんの耳に入ってきたのは、麻耶さんが浮気相手らしき男性と電話で楽しそうに会話している声。思わず問い詰めたい気持ちに駆られる亮太さんですが「子どもの手前、夫婦喧嘩はできない」と一旦自分の感情を抑えることに。けれども肝心の和馬君の姿が、家のどこにも見当たらないのです。
電話に夢中になって和馬君を見ていなかった麻耶さんに、苛立ちを募らせる亮太さん。
しかし、今は喧嘩している場合ではありません。2人で協力して、麻耶さんは家の中を、亮太さんは外を探すことにしたようです。
和馬君の行方は…?
※開けれなかった→開けられなかった
亮太さんが外に出ようとしたタイミングで、玄関のインターホンが鳴り響きました。
出てみると、そこにいたのは、隣に住む山田さんと和馬君。
山田さんによると、和馬君は家の前で泣きながらウロウロしていたとのこと。
家に麻耶さんがいながらも、このような状況になってしまったことを不思議に思いながら、和馬君を無事に家まで送り届けてくれたのでした。
まずは和馬君の無事を何よりも喜ぶべき場面で、麻耶さんが最初に口にしたのは、責任逃れのための言い訳。
こんな状況ですら、真っ先に保身に走る麻耶さんには呆れて言葉も出てきませんね……。
しかし、どうやら山田さんには、今回の事件の真相は麻耶さんに原因があるということがわかっているようです。
隣人の山田さんに嘘が見破られてしまったように、いくら口先だけで見繕っても、心の内で思っていることは自然と言動に表れるものなのかもしれません。
麻耶さんには、この機会に日頃の和馬くんへの接し方を見直し子どもが安心して過ごせる状況を作ってもらいたいものですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ