「家に帰りたくない…」親友の家で思わずこぼれた本音→事情を察した親友ママが動くと…毒母がまさかの
小学生のトモちゃんには、1年生からずっと一緒に過ごしてきた親友・カノコちゃんがいました。しかしトモちゃんの母は、親友との約束や楽しみをことごとく否定。お揃いの服を勝手に捨てたり、カノコちゃんからもらったシール帳を破ったりと、友だちとつながる小さなきっかけまで奪っていきます。そんな中、カノコちゃんの家はトモちゃんにとって唯一安心できる場所になっていき……。
母から弟との差をつけられたり、親友からもらったシール帳を破られたりして、追い詰められていたトモちゃん。そんな中、カノコちゃんとカノコちゃんのお母さんは、トモちゃんをあたたかく迎え入れてくれました。
ゲームもシールもお菓子もあり、何よりやさしいお母さんがいるカノコちゃんの家。トモちゃんは、ここにいる時間が幸せであればあるほど、自分の家へ帰ることがつらくなってしまい……。
カノコちゃんが羨ましい…
カノコちゃんの家で過ごす時間が、トモちゃんにとって心の支えになっていました。ゲームやシール、お菓子があるだけでなく、やさしく受け止めてくれるカノコちゃんのお母さんの存在に、トモちゃんは「この家の子どもになりたい」と涙をこぼします。
その後、カノコちゃんのお母さんは気分転換に夕食へ誘ってくれますが、電話口の母は激怒。見かねたカノコちゃんのお母さんが電話を代わり、トモちゃんのつらさを伝えます。無事に夕食を食べられることになったトモちゃんは、あたたかいご飯と「おかわりあるからね」という言葉に涙。幸せを感じるほど、自分の家との違いが胸に迫っていきます。
◇◇◇
子どもにとって「安心していられる場所」があることは、心を守る大きな支えになります。トモちゃんがカノコちゃんの家に強く惹かれたのは、物があるからだけではなく、気持ちを否定されずに受け止めてもらえたからなのかもしれません。
もし身近な子が「家に帰りたくない」とこぼしたときは、まずは何で帰りたくないのか、聞いてあげてほしいものです。そして必要に応じて、学校や児童相談所など信頼できる窓口につなげる視点も大切にしたいですね。大人もひとりで解決しようとせず、子どもが安全に助けを求められる道を一緒に探していくことが大切なのではないでしょうか。
「これは虐待かもしれない」と感じたときは、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」に相談・通告することができます。匿名での相談・通告が可能で、通話料も無料です。
また、こども家庭庁が運用する「親子のための相談LINE」では、子育てや親子関係の悩みをLINEで相談することもできます。子どもの安全を家庭だけに閉じ込めず、社会全体で守っていけるよう心がけたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
提供元の記事
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