「えっ?」子持ち社員に辛くあたっていた社員が子持ちに!→すると周囲がまさかの反応を示し…呆然!
ゆりこは39歳のキャリアウーマン。今の職場に入社して、努力してキャリアを積み上げてきました。自由な人生を謳歌していたゆりこ。そこへ子持ちで時短勤務のけいこが入社してきます。子どもの体調不良で欠勤と早退を繰り返していたけいこに苛立っていたゆりこ。結局、けいこは退職してしまいます。妊娠をきっかけに結婚したゆりこ。つわりで会社を休む日々が続き、会社に居づらくなり落ち込みますが、その後無事に出産。
保育園に息子を預けて、さっそく職場復帰したものの、早退や欠勤を繰り返していました。そんなある日、課長に呼び出され「一度退職して、パートにならないか」と提案されますが、ゆりこはこの提案を断固拒否します。
ゆりこは自分の思いを課長にぶつけますが、子持ちにきつい職場の雰囲気を作ったのはゆりこだと課長に責められてしまいます。
どうして私ばっかり…
自分の思いを訴えたゆりこでしたが、課長には理解してもらえませんでした。
このことを職場の後輩・湯田に相談したゆりこ。
「湯田さんから私は今のままでいいって言ってくれない?」と頼みます。
それに対して、湯田が話し始めたのは、職場を辞めていったけいこのことでした。湯田は子持ちであるけいこの欠勤は仕方ないと最初は思っていたといいます。
しかし、ゆりこの態度を見て考えを改めたとのこと……。
子持ちにどんな理由があろうと自分には関係ない、と湯田は話すのでした。
湯田に相談したものの、理解してもらえないゆりこ。
それはゆりこがけいこに対して、ひどい態度をとってきたことがきっかけだったようです。
何事も、いざ自分がその立場にならないと相手の気持ちがわかりませんよね。
ゆりこは子持ちになった今、けいこの気持ちが痛いほどわかるはずです。
後悔しても時間はまき戻りませんが、子持ちも独身も誰もが気持ちよく働ける会社にしてほしいところ。
そのために、課長には子持ちと独身どちらの意見も聞いて、働き方を変えていってほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち