「奥さんの気持ちがわかる…」離婚を決めた夫→ママ友に相談するとまさかの返事が返ってきて…
亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。しかも、麻耶さんは隠れて浮気をしているようで、和馬君をしっかりと見ていないこともしばしば……。和馬君が行方不明になりかけた事件から、夫婦の溝はますます深まっていきます。そのうち亮太さんは、家庭のストレスが原因で体調不良を伴う不安抑うつ状態に。しかし、麻耶さんは夫の異変にも気づかず、相変わらず思いやりに欠ける言動を続けてばかり。妻へのストレスで帰宅恐怖に陥った亮太さんは、事情を知っている社長の好意に甘えて会社に寝泊まりすることにします。
改めて、麻耶さんとの離婚を決意する亮太さんは……?
数日後、亮太さんは和馬君と同じ幼稚園に通う凛ちゃんのママ・保奈美さんと再会。
離婚したばかりの保奈美さんに、亮太さんが話したかったこととは……?
妻の行動が理解できない
自分が知る人物とはあまりにもかけ離れた家庭での麻耶さんの姿に、驚きを隠せない保奈美さん。
というのも、保奈美さんによれば、麻耶さんは家の外では和馬君のことをすごくかわいがっているとのこと。
子育てにもしっかりとした軸を持っているようで、和馬君を思うからこそ放任している部分もあるそう。
「もしかしたら亮太さんが気づいていない闇があるのかも……。」という保奈美さんの話に思い当たる節がある亮太さんですが、それでも麻耶さんの気持ちに寄り添うことはできないのでした。
子育ての大変さは、やってみないとわからないもの。
愛する子どもとはいえ、長い間一緒に過ごす中で自由に行動できる時間がなくなったり生活が思うように進まなくなったりすれば、少なからずストレスに感じてしまうでしょう。
麻耶さんは夫に当たることでそのストレスを発散しているのかもしれませんが、本来夫は、唯一子育ての大変さを共有できる同志のはず。
お互いに労いや感謝の気持ちを伝えながら、支え合って子育てしていけると良いですよね。
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著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ