心臓の手術から7年が経過。無事に成長した娘を見て、ママが今思うことは…?
2016年の春、長女を出産したぷにらーさん。赤ちゃんが生後2カ月を迎えたころ、小児科で「心室中隔欠損症の可能性が高い」と言われてしまいます。さらに「大学病院で検査を受けたほうがいい」と言われたため、大学病院を受診したところ、「心室中隔欠損症です」と診断されてしまいます。医師からは、手術が必要と告げられ、その1週間後に入院することに。検査後、肺の状態はよくなかったものの、手術の緊急性が低く、また手術をおこなう医師の予約が取れなかったため、一時帰宅を言い渡されてしまったぷにらーさん。
それから10日後、病院から「2週間後に手術をおこなうので、入院してください」と連絡が入ったため再び入院。しかし、医師に「やはり心臓に負担が大きいので早めに手術しましょう」と言われた5日後、突然「退院してください」と言われてしまったのです。立て続けの手術の延期によりぷにらーさんは不安な気持ちでいっぱいに……。
月日は流れて11月末。不安を抱えながらも3度目の入院をし、娘の手術がおこなわれました。手術は無事に終了。その後は順調に回復していき、最後のエコーを受けた結果、特に問題はなかったため、先生から退院の許可がおりたのでした。
心臓の手術から、あっという間に7年が経過して…
退院日前日になると、
水分の制限がなくなりました。
(やっと満腹になれたんだね!)
ミルクを飲みながら寝落ちしそうになる娘を見て、
思わず涙ぐんでしまったぷにらーさん。
入院最後の夜は穏やかに過ごしました。
そして、手術からもう7年が経過しました。
娘はあれからすくすく成長し、7歳に……。
手術した大学病院での定期検査は終了したほか、
運動制限や服薬などは特になく、現在娘はダンスレッスンに
熱中する日々を送っています。
当日はこの体験を自分の中だけにしまっているのがつらく、
この体験をマンガ化にして世の中に発信することで、“つらかった思い出を昇華したかった”というぷにらーさん。
今日も長女の元気な姿を見て、
今の目の前にある幸せを噛みしめるのでした。
手術を終えたあとはすくすくと成長し、現在は元気な7歳のお姉さんになった娘さん。心臓の病気が確定してから、手術が終わるまで本当に大変でいろいろあったと思うのですが、乗り越えられてよかったです。これからも家族みんなで笑顔溢れるステキな日々を送ってください。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター ぷにらー
2016年生まれの長女と2018年生まれの次女の姉妹を育児中。旦那の行動力に振り回されつつ、愉快な日常や体験談を描いていきます。