子育て情報『「彼女が妊娠したから離婚な!子どもたちはよろしく」離婚はいいけれど、子どもは…→私が拒否すると…』

「彼女が妊娠したから離婚な!子どもたちはよろしく」離婚はいいけれど、子どもは…→私が拒否すると…

目次

・離婚大歓迎!?
・夫の計画
・私の決意
・唯一夫に感謝できること
「彼女が妊娠したから離婚な!子どもたちはよろしく」離婚はいいけれど、子どもは…→私が拒否すると…


私は小学6年生のカズオ、3年生のジロウの2児のママです。息子たちは絶賛反抗期中ですが、夫はそんなことお構いなしで家事も育児も私に丸投げ状態。それだけならまだしも、最近夫は催促しないと生活費を渡してくれません。しかも、お金を渡すときも渋々といった感じで、「俺のことをATMだと思っているんだろ」と言われます。

そんな夫に影響され、息子たちまで「パパに寄生している」「家族の家政婦」などと、言いたい放題。夫は注意もせず一緒に笑っているだけ……。

私なりにいい妻・いい母になろうと頑張ってみたものの、もう限界です。

離婚大歓迎!?

そんなある日、夫が見知らぬ女性を連れて帰ってきました。
夫が「こいつが俺にストレスを与えてくる嫁だよ」と私を紹介すると、女性は上から下まで舐めるように私を見るのです。

夫はそんな彼女を横目に「今日は報告があるんだ。彼女が妊娠したから離婚な!」と突然の離婚宣告。

その言葉を聞いて、ショックよりも今の生活から抜け出せる安堵のほうが大きかった私は、すぐに家を出る準備を始めました。

夫の計画

私が黙々と荷物を詰めていると、「お前たちも準備しろ!」と怒鳴る夫の声が聞こえてきました。ジロウが不思議そうに「どこかに行くの?」と聞くと、夫が「ここは俺が新しい家族と住む家だ。お前たちはママと出ていけ!」と言うのです。

てっきり出ていくのは私だけだと思っていたので、これにはビックリ。
子どもたちも、突然の出来事に動揺していました。

「そういうわけで、子どもたちはよろしくな!」と夫から言われたので、私はすぐに「無理よ!」と答えました。夫は「子どもは母親が引き取るのが常識だ!」と意味不明な主張をします。

しかし、ママと呼ばれることもなく、日々暴言を吐かれている息子たちを引き取る義理など、私にはありません。実は息子たちは夫と前妻の間にできた子で、結婚以来私に心を開いてくれないままここまできました。

彼女は何も聞かされていなかったようで、この事実に驚いているよう……。夫は「話が違う」と、ご機嫌ナナメになった彼女を必死に説得しています。あまりに滑稽なその姿に、呆れてしまいました。


私の決意

そうこうしているうちに私は荷物をまとめ終え、子どもたちに「じゃあ、元気でね!」

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