「彼女が妊娠したから離婚な!子どもたちはよろしく」離婚はいいけれど、子どもは…→私が拒否すると…
と言うと、突然2人が泣き出しました。予想外の展開に、驚きしかありません。
「今までひどいことを言ってごめんなさい! 」「本当は毎日おいしいごはんを作ってくれて、学校の行事にもきてくれて嬉しかった」「パパに捨てられるのが怖くて言いなりになっていた」
口々に言う息子たち。口から出まかせか本心か、何年も一緒に暮らしているのでそれくらいはわかります。私は無意識のうちに「悪いのは子どもたちにそんな思いをさせたバカ男だね。一緒に暮らそうか」と言っていたのです。
唯一夫に感謝できること
母子3人の生活を始めてから、息子たちは元の反抗的な態度がウソのように素直な子になりました。家事はしっかりと分担してくれ、シングルマザーとしての生活もとても助けられています。
一時は悩みのタネでしかなかった息子たち。今ではなくてはならない存在です。夫との結婚は人生の汚点ですが、息子たちの母になれたことには感謝しています。
息子たちを社会に送り出すまで、母として頑張りたいと思います。
子どもは大人が思っている以上に繊細で、まわりの様子をうかがっているものです。子どもを持つということは、ただ衣食住のお世話をして終わりではなく、心も健やかに成長していけるような環境作りが大切ですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班