不倫夫「離婚してくれ」→妻「は?するわけないじゃん」妻が企んだ計画で、夫は顔面蒼白に…
学歴もあり、大学卒業後はお堅い職業に就いた私。義理の両親に気に入られ結婚、円満退社をしました。これから楽しい新婚生活が始まると思った矢先……。
期間限定ではありますが、夫が地方に赴任することになってしまいました。義父母からマンションを購入してもらったため家を空けるのはしのびないと、夫は単身赴任することになったのです。
義両親からは住むところの世話だけでなく、月々生活費も援助してもらい、とても助かっていました。しかし頻繁に家へやってきて干渉してくるので、困ることも……。
夫が言うことには、私ほど義父母に気に入られた歴代の彼女はいなかったと。
一応気に入ってくれているのだとわかり、すこしホッとしていました。
初めての結婚記念日に…
特別やることといえば、義父母の相手くらいなので時間を持て余す日々。また義父母から孫の誕生をせかされており、困っていました。
そして、初めての結婚記念日を控えた週末。この機会に「夫の赴任先を訪ねて愛を深めよう」と急に思い立って夫に打診。しかし、夫は自分が自宅へ帰ると言いだしたのです。
夫の久しぶりの帰宅はうれしいけれど、それと同時になんだかあやしい雰囲気も感じて、「私が赴任先を訪ねたら、何かまずいことでもあるのか」と思ってしまいました。
結婚記念日当日は、夫が予約してくれたレストランで食事をする予定で、楽しみに当日を迎え、おしゃれをして出かけました。
しかし……夫はレストランに現れなかったのです。
何度連絡しても、応答がなく。結局連絡がついたのは、翌日のことでした。夫が言うには、突然のトラブルで対応に追われていたと……。その上携帯電話まで故障し、私の連絡先がわからず、連絡できなかったと言うのです。
もしかしたら本当なのかもしれませんが、昨夜が私にとってとてもつらい時間だったのも事実。事故にでも遭ったのではないかと本気で心配しましたし、またレストランの店員さんの気遣いに申し訳なさを感じ、とてもいたたまれない気持ちでいっぱいだったのです。
本性を現した夫
改めてお祝いしようと夫は言ってくれましたが、仕事が忙しく帰るのはしばらく先になると……。
それならばと、私が赴任先に出向くことを再び提案しました。けれども夫はまた、私の訪問を阻止したいようなそぶりで、私の中で違和感がどんどん増していきました。