「結婚させません!」実家が貧乏認定された私→そこから義母と実母が白熱バトルを繰り広げ…その結果
いまお付き合いしている彼と結婚を約束。両家の親族で食事会をしました。参加者は私と彼、そして私の両親と義両親です。その席で、義母が私の生い立ちや父の仕事について聞いてきたのですが……。どうやら、いい印象を持たれなかったようです。
食事会の後、義母から1通のメッセージが届きました。どうやら、今回の結婚に反対しているようで……。これ以上、彼に近づくなと警告してきたのです。
どうすれば…実母に相談したところ
彼に相談すると彼を困らせることになると思い、義母からのメッセージを実母に見せることに。
家の格が違う、将来的に社長になる息子に貧乏娘が関わることがあってはいけない……といった文面を見た実母は怒り心頭。わが家も自営業ですが、きっと大したことのない会社だと彼女は踏んだようです。自営業なんてウソだろうとまで言ってきました。
「息子の結婚相手が下請け企業の社長の娘?」
「貧乏一家はお断りよ」
義母はわが家の家業を詳しく知ろうと、実父の周辺をかぎまわったとのこと。そのとき、作業着姿の実父が義父の会社に入っていくところを見て、早合点したようです。
このLINEを見た実母。私に代わって義母に返信しました。
「あら、何を言っているのかしら」
「下請けだとお思いなの?」
時すでに遅し!?真実を知った義母は…
いろいろ話をしたのですが、義母は聞く耳を持ちません。実母に至っては、「二度と娘をそちらの家に行かせません!」とハッキリ伝えました。それでも義母はグズグズ言ってきて……、最後には「お宅の会社と取引を中止する」とまで言ってきました。
しかし数日後……。今度はずいぶんと改まった口調で、メッセージを送ってきました。どうやら自身の夫と息子の話を聞いて、やっと事実を認識したようで……。 今まで私や母にしてきた言動を謝罪し、子どもたちの結婚にも大賛成だと言ってきました。
じつは最近、わが社は義父の会社との取引を中止に。
汚い手を使い、下請け企業に支払う賃金を安くしていたことが発覚したからでした。義母は「夫にチャンスを与えてほしい」と懇願してきましたが、義父のしたことは許せることではありません。
そして婚約者の彼は今回の件で親と縁を切り、婿養子にはいることになりました。