ジェンダーレスな名前が人気♡ジェンダーレスネームランキング!今男女どちらにも人気の名前は?
近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンド。なかでも漢字一文字の名前や、季節感のある漢字を用いた名前が人気です。
4月生まれの赤ちゃん7,479名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。
1位紬(主なよみ:つむぎ)
4月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「紬」でした! 2023年の年間ランキングで、女の子では4位でしたが、男の子はランク外。今回も特に女の子の名付けに人気だったようですが、少しずつ男の子の名付けにも増えており、今年のランキングの動向が注目されます。
「紬」は高級な絹織物を指します。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあり、古風で上品なイメージの名前になります。
2位咲良(主なよみ:さくら)
2位にランクインしたのは「咲良」。桜が咲く時期に増加する桜にまつわる名前「サクラネーム」 は特に女の子に人気ですが、男の子の名付けにも用いられるようになってきました。
「咲」は「咲く」ことを意味するほかに、「笑う」を表す漢字でもあります。そこに「良い」「優れている」ことを表す「良」という漢字を組み合わせることで、前向きで清らかな人を連想させます。有名人では、アイドルの宮脇咲良さんが同名で活躍されています。
3位翠(主なよみ:すい)
3位は「翠」。女の子の名前の年間ランキングでは、2021年は55位、2022年は19位と順位を上げ、2023年は3位に。今年に入って男の子にもじわじわと人気が出始め、人気ジェンダーレスネームの仲間入りを果たしました。
草や木の葉のような青々とした色を表す「翠」は、どこか神秘的な印象を与えます。「すい」という二音の響きも個性的です。
4位凪(主なよみ:なぎ)
4位には「凪」がランクイン。2023年男の子の名前ランキングでは8位、女の子は24位と、男女ともに安定した人気のあるジェンダーレスネームです。風や波が静まる様子を意味する「凪」。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。そして、周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。