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「息子が消えた…」電車とホームの間に挟まる姿を見て顔面蒼白→落下寸前の息子を救ったあるモノとは…

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「息子が消えた…」電車とホームの間に挟まる姿を見て顔面蒼白→落下寸前の息子を救ったあるモノとは…


子どもが小学1年生のときの話になります。週末電車に乗って自宅に帰るときでした。小さいころから電車が大好きで、その日も電車に乗れるのを楽しみにホームで待っていました。

息子を救ったものとは…!?


アナウンスが流れ、息子のテンションがだんだんと高くなります。電車がきて、乗ろうとした瞬間目の前から息子がいなくなりました。「え?」と思った瞬間、「ママー!」と下から呼ぶ声。電車とホームの間にすっぽりとはまっている息子。私も息子もパニック状態でいると、近くにいた外国人旅行者の方が息子を抱き上げてくれて、助けてくれました。


 

なんと、息子の背負っていたリュックがちょうど引っ掛かりホームの下には落ちることなかったようで、一安心でした。もし、もっと年齢が小さかったら、もしリュックを背負ってなかったらホームの下にまで落ちていたんじゃないかと思うとゾッとします。

 

「下を見なよ。」と電車に乗るときは、息子に声をかけることをこの体験以来徹底しています。ホームに着いてから、乗る直前としつこいくらいに声掛けをするようになりました。下に落下もせず怪我などなかったので今では笑い話にはなっていますが、当時は頭がパニックでした。

 

◇ ◇ ◇

 

電車やバスなど、見ているだけと思っていても子どもは何をするかわかりません。思いもよらぬ事故が起こってしまう前に、子どもから目を離さずしっかりと手を繋ぎましょう。子どもには大人と離れると危ないこと、ホームに落ちてしまったら、扉に挟まれてしまったらなど、危険であることを普段から話し、理解してもらうのも良いかもしれませんね。


 

 

 

作画/さくら

著者:吉田紀子



40代、現在は19歳、15歳の姉妹を育てる母。専業主婦をしながら、子供の受験勉強のフォローをしている。

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