子育て情報『義母「親の顔が見てみたいわ」→嫁「毎日見てるじゃないですか」親の正体をバラすと、義母の態度が一変』

義母「親の顔が見てみたいわ」→嫁「毎日見てるじゃないですか」親の正体をバラすと、義母の態度が一変

目次

・息子の婚約者の分際で?
・手のひら返しをされたけれど…
・寛容さと明るい未来
義母「親の顔が見てみたいわ」→嫁「毎日見てるじゃないですか」親の正体をバラすと、義母の態度が一変


私は、彼のお母さんに結婚のご挨拶をする予定でした。しかし嫁選びに厳しいお母さんは、会う前から連絡をしてきて、私は質問攻めに……。

お義母さんは「夫に先立たれたから、私がしっかりと相手を見定めてあげないと……」 とは言い、私の学歴や職業、男性遍歴まで、何から何までチェックをしてきました。

しまいには「不妊検査を受けて、結果をきちんと報告するように」とまで……。異常がないと報告して初めて、結婚の挨拶に行く許可が出ました。

息子の婚約者の分際で?

このとき私たちは趣味などについてもおしゃべりしたのですが、ここで事件が……。演劇や映画の鑑賞が共通の趣味だとわかり、盛り上がったのですが、何を見るかの好みで意見が食い違ったのです。古典作品や重い人間ドラマをあつかった作品が好きなお義母さんは、ファンであるベテラン役者夫婦の名前を挙げ、とても楽しげに話してきました。
毎日のように、彼らが出ている作品を見ているのだそうです。

一方私は、漫画原作や軽いタッチの、若者向けである流行作品が大好きで、それを聞いたとたん、お義母さんは頭ごなしに私の好みを否定。そんな馬鹿馬鹿しい作品ではなくて、教養のあるものを見るよう言われたのです。

私は、お母さんにも新しい文化に寛容でいてほしいと思い、話をしたのですが、それを自分に逆らったととらえたようで「ずうずうしい、失望した」と不快感をあらわにしてきました。

そして婚約者の分際で自分を否定したと大騒ぎされ、挙げ句、結婚挨拶当日は家にあげてもらえないという事態になってしまったのです。いくら謝っても許してはもらえず、息子の嫁にはふさわしくないと宣告されました。そして、まともな教育が受けられないほどの貧乏人だと認定され、今後一切彼には近づかないよう言い渡されたのです。

「どこの馬の骨ともわからない女に息子はあげません!」
「財産目当てで近付きやがって」
「親の顔が見てみたいわ」
ひどい言われようでした。
でも、それを聞いた私はおかしくて……。
「毎日見ているじゃないですか」
実は、お義母さんが毎日見ているベテラン役者の夫婦が、私の両親だったのです。

手のひら返しをされたけれど…

「その役者たちの娘なら、なぜもっと早く言わなかったのか」とお義母さんに責められましたが、私としては顔合わせ時にサプライズを仕掛けたかったのです。

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