電車内で子どもが「見て見て!」と連呼→指差す方向にはひとりの男性…。予期せぬ展開で頭が真っ白に
息子が3歳、娘が1歳くらいのとき。電車で学生時代の友人宅へ遊びに行きました。時刻はお昼前で席には余裕が。そんな静かな車内に、息子の衝撃発言が響きました……。
大きな声で言わないでー!
大人しく電車の座席に座っていると思ったら、急に「ママ、見て見て!」と言ってきた息子。そして、「ママ、あの人のズボン破れているよ」と話しかけてきました。そのズボンを履いていた男性というのが少し強面で……。
3歳なので声のボリューム調整ができず、確実にズボンの男性に聞こえている声量でした。
違うのです、破れているけれどもそれはダメージジーンズなのです。息子に説明したところで伝わるはずもないので、「そういうズボンやねん」と返すのが精一杯でした。
男性が息子の方を見て、チラッと笑ってくれたのが救いでしたが……。純粋な息子の言葉に恥ずかしいやら、ズボンの男性に申し訳ないやら。その後は下を向きつつ、電車を降りました。
後から、「破れているように見える模様のズボンがあってね、だから見ても大きな声で言わないでね」と注意しましたが、よくわかっていないような感じでした。その後は公共の場での言動について気をつけています。
◇ ◇ ◇
子どもは気づいたことをすぐに報告してくれますよね。
ときに大声で……。親の方はヒヤッとすることもありますが、今だけの子どもらしい発言を楽しみたいですね。
イラスト/あやこさん
著者:宗方栞
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