「えぇっ!!」バス車内で娘と離れて座ることに→降りようとしたら、思いもよらない事態になって呆然!
子どもが4歳くらいのとき。路線バスで帰宅していたときのことです。ひとり掛けの席に娘が座り、私は近くで立っていました。娘の後ろには高齢の女性が座っており、疲れていた私は女性の後ろの席に座ることに。その結果、思いもよらない事態になってしまい……。
違うんです!と伝えたかったけれど…
いつも降りるバス停が見えてくると、娘が席を立ってしまいました。娘が私のほうを向いたので、「座りなさい」と手短に小声で伝えました。停車する際の揺れでよろけることもあるからです。
どうやら、私の前に座っていた高齢の女性も降りるために立ち上がっていたようで……。高齢の女性が、「あ、はい…」と座り直しました。私は高齢女性に指示した形になってしまい、申し訳ない気持ちとそんな展開に驚いて「え。あ、いや……」と謝れずに降りてしまいました。
不本意とはいえ、私の偉そうな指示に対して何も言うことなく座られた女性。とても素直な方だったなと今でも思い出しては反省しています。
◇ ◇ ◇
わが子に言ったつもりで別の人が返事をする、といった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。話の内容によっては焦りますよね。
たくさんの人がいるところで話しかける際は、先に名前を言うなどで気を付けたいですね。
イラスト/あやこさん
著者:丸野まる
「サンタさんって…?」 純粋な子どもの質問に親はどう答えれば!?【両手に男児 Vol.68】