浮気を疑われた夫「全部お前のせいだ!」→反省の色もない態度に妻は…<無自覚な夫>
夫のこうきと娘のまなと暮らす、主婦のあやかさん。結婚する前から楽しいことが大好きな夫は、いつでも自分優先でした。家事や育児はまったく手伝わず、休日も友人との集まりを優先してばかり。娘が熱を出しても心配すらしてくれず、あやかさんはひとりで家事と育児に奮闘していました。それなのに夫は性欲だけはさかんで毎日のように誘ってくるため、あやかさんはうんざり。そんな毎日を送っていたある日、あやかさんが姉の家に子どもと一泊して帰宅すると、夫と知らない女性がとなりで寝ていました。女性は「浮気ではない」と言うのですが……。
奥さんがいない間に大丈夫なのかな…?
こうきさんと一緒に家で寝ていた、こうきさんの会社の後輩・キノシタさん。
一緒に寝ていた経緯としては、A山先輩に絡まれて飲まされ、意識を失ってしまっただけで決して浮気ではないと主張しました。
キノシタさんはちょっと天然な女の子で、「どうか警察だけは呼ばないで」「病院に行って処女だということを証明する」などと必死で訴えます。
その様子を見たあやかさんは「こんな子が浮気なんてできるかな」と思い、信じることにしました。
キノシタさんの話がもし嘘だったときのために、一筆書いてもらい、彼女には帰ってもらいました。
そして、いよいよこうきさんと対峙することになるのですが──。
こうきさんは悪びれもせず「疲れた。なんかパパッと作ってくんね?」と朝ごはんを要求。
この発言にキレたあやかさんは、「飲み会があることを知らなかった」「いない間に勝手に家に人をあげた」「知らない女性に服を勝手に貸した」そして、「謝ることすらしなかった」と、こうきさんに詰め寄りました。
しかしこうきさんは、あろうことか「俺は悪くない!そもそもお前が悪い!」と逆ギレ。あやかさんがこうきさんの欲求に応えなかったことでストレスが溜まり、正常な判断ができなかったと言うのです。
あやかさんはこの言葉を聞いて、ある決意を固めました──。
◇◇◇
2人になれば謝るのかと思いきや、こうきさんの発言にはあきれるばかり。せめて一言でも謝ってほしかったですよね。これまでさんざんこうきさんのわがままに付き合わされてきたあやかさん。娘さんのために夫の言動にもグッと堪えてきましたが、もう少し自分の幸せも考えて行動してもいいと思ってしまいますね。
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著者:マンガ家・イラストレーター たに