ママ友「アンタの旦那、私に夢中よ♡」⇒私「笑いが止まらないんだけど?」真実を知ったママ友の末路は
「私の為に2000万の式挙げてくれるんだから♡」
「よかったね!」
「強がっててウケるw」
質問するのを諦めた私は、素直にママ友を祝福することに。最後に「結婚式には招待してあげるわ!」「私たちの幸せな姿がよく見えるように、一番高砂に近い席を用意してあげる」とママ友。ようやくやり取りが終わって、私は大きく息を吐き出しました。
豪華な結婚式
それから結婚式まで、たびたびママ友は連絡をよこしてくるように。毎回マウントを取ってくるので、あまり相手にしないようにしていました。
そして、結婚式の日――。
息子を実家に預け、ひとりで参列した私。お色直しは3回、そのうち1回は特注のドレス。
ふんだんに生花が使われた式場に、美味しいごはん。私が想像していたよりもずっと豪華な式でした。
案の定、式が終わった後にママ友からメッセージが。
「ものすごく豪華で素敵な式だったでしょう?」「あんたよりも豪華な式にするのが目標だったから、大奮発してざっと1000万くらいかけちゃった!」
たしかにとても豪華な式ですが、そんなに費用がかかっていたとは……。お節介だとは思いつつ、私は「支払いとか……大丈夫なの……?」と質問してしまいました。
すると、「だって私の旦那様は年収2000万円のお医者様だし?」「『お互いに2回目の式だから予算は200万くらいで……』って言われたけど、無視して好き勝手にオプション追加しまくっちゃった!」「式場には当日夫が現金一括でお支払いします、って伝えてあるから大丈夫よ!」とママ友。
私が悔しがっている様子が見たいのか、「せっかくよく私たちがよく見える席を用意してあげたんだから、式の感想を教えなさいよ」「いかに今日の豪華な結婚式が悔しくて自分が惨めだったのかをね!」と続けて送って来たママ友。
しかし、私はこの時点ですでに笑いが止まらなくなっていました。
「全然悔しくないし、惨めでもなかったわ、本当に心からすごく楽しかった」「それに式中だけじゃなく、式の後までこんなに楽しい結婚式は初めて!」「無職の男がどうやって1000万円をかき集めるのか、想像したらおかしくって!」