式場で「呼んでないのに来るとかウケる♡」と元同僚→私が来ていた理由を知った元同僚の、哀れな末路…
ある日、突然出社しなくなった同僚。なんとか連絡を取ると「お医者様と結婚するので!寿退社だから、あとはよろしくね!」と言われ、職場では大きな騒ぎになりました。その同僚の仕事のせいで、私は毎日残業の日々を送ることに……。その後、とある大きな式場へ行くとその元同僚の姿が!どうやらその日が元同僚の結婚式だったようで……?
メール1本で引継ぎもせず出社しなくなった元同僚。今週末に提出する企画書や来週の会議の資料などの作成が彼女の仕事だったこともあり、部署内のみんなで手分けして行うことになりました。
残業漬けの毎日
期日が迫っているため、私もほかのみんなも全員残業。イライラが募り、雰囲気も最悪でした。
そんななか、私の支えとなってくれたのは夫でした。
事情を知って、家事をすべてしてくれたうえに、私の好物を作っておいてくれたのです。帰りが遅くなると、駅まで迎えに来てくれることもありました。
夫がいなかったら、きっとこんな日々、耐えられなかったと思います。
まさかの場所で再会
1カ月後――。
ようやく元同僚の分の仕事も落ち着き、普段の生活に戻りつつあった私。その日は、夫と共にとある式場へ出かけていました。夫とはぐれてしまい、ひとりで右往左往していた私。そんな私に声をかけてきたのは、まさかの元同僚でした。
「あれー?久しぶり!なんでここにいるの?」
「私、結婚式に招待した覚えなんてないんだけど」
「え?結婚式ってどういうこと?」と返すと、「またまた~」と元同僚。「新婦の控室から、会場入り口がよぉ~く見えるのよ」「どうせ、私のダーリンの友人目当てで来たんでしょ?」「既婚者のくせに男漁りだなんて、意外と浅ましいのね!」ととんでもないことを言ってきました。
続けて、「今日は招待状のない人は式場に入れないのよ、ごめんなさいね?」「私のことがうらやましいのはわかるけど、今日は帰ってくれないかな?」「同期の私がお医者様と結婚できたからといって、あんたもできると思わないことね!」と吐き捨てた元同僚。
私は夫のことを愛していますし、そもそもそんなつもりでここに来たわけではないのですが……。ぽかんとして何も言えず、立ち尽くしていた私。