「子どもを置いて逃げたい!」ギリギリの精神状態、そして… 【息子を可愛いと思えない 】
今から6年前、咲花(しょうか)さんは第一子・はる君を出産。初めての育児に奮闘しますが、思うようにいかないことの連続で咲花さんの情緒は不安定になり……。
不安が尽きず、現実から逃げ出したいと思った咲花さん。
ますます自分が嫌になっていき…
※新生児→新生児期
咲花さんの母親が仕事復帰し、日中ははる君と2人きりに。そういうときに限って何をしても泣き止まないはる君。
“ここから逃げ出したい”と思った咲花さんは、予定より早く関東に戻ることにしました。ですが、その選択が咲花さんの不安を大きくし、ますます自分のことが嫌になります。
その後、関東に戻った咲花さん。夫と義母と3人での子育てがスタートしました。
咲花さんの気持ちに少し余裕が出てきたころ、義母がお出かけに誘ってくれました。
久しぶりに外出した咲花さんは、おでかけを満喫。“楽しむ自分”への罪悪感が薄れていくのでした。
2人きりになった途端、わが子が泣き止まなくなると不安になりますよね。話せる相手がおらず、心細くなる気持ちもわかります。
育児への不安を抱えていた咲花さんですが、関東に戻ってからは義母がサポートしてくれたり、おでかけをしたりと心に少し余裕ができたのではないでしょうか。この調子で育児を楽しめるといいですね。
>>次の話
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター 咲花
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