“母親としてちゃんとしなきゃ!”という呪縛。この思い込みを変えたのは…【息子を可愛いと思えない】
今から6年前、咲花(しょうか)さんは第一子・はる君を出産。初めての育児に奮闘しますが、思うようにいかないことの連続で咲花さんの情緒は不安定に……。
職場の人と久しぶりに話をする咲花さん。育児の話をしていると、あることに気がつきました。
思いを口にするって大事だな…
※「新生児より」⇒「新生児期より」
「そうだよね子育て、大変だよ~」と職場の同僚たちの共感もあり、今までかわいいと思えないと感じていたはる君のことを、実は心からかわいいと思えていたことに気が付いた咲花さん。
少しずつ睡眠時間を確保できたことにより、うつのような症状が和らいで、体調も回復してきました。
咲花さんは家族みんなが健康で笑顔でいることが大切だと思い、
今ではみんなで支え合いながら、はる君に毎日愛を伝えているそうです。
はる君のことをかわいいと思えるまで紆余曲折ありましたが、最後には心からかわいいと思えるようになってよかったです。
何もできない赤ちゃんを前にすると、“自分がちゃんとやらなきゃ”という気持ちになりますよね。頑張っている自分を褒めて自信をつけながら、周囲の人と一緒に子育てをする。「脱・孤育て」を心がけ、1歩ずつ進んでいきたいですね。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター 咲花