「妊娠の症状だと思ってたのに…」産後、のたうちまわるほどの腹痛が!→告げられた病名に後悔の嵐…!
子どもを妊娠していたとき、急な腹痛に襲われることがありました。けれども少しすると痛みはおさまるので、妊娠中の症状の1つだと思っていました。産後、しばらく痛みを感じていなかったのですが、子どもが生後10カ月になったころ、再び猛烈な痛みに襲われたのです。それは妊娠中に起こった痛みと似ていて――!?
痛みの原因はまさかの…?
突然ののたうちまわるほどの腹痛。どこをおさえても、どこをさすってもラクになりません。だらだらと冷や汗を流しながらうずくまっていたら、最終的に気を失ってしまいました。
その後、しばらく経って目覚めた私。不思議なことに、あの腹痛はまったく残っていませんでした。
何事もなかったかのように普通の日常が送れるのです。
しかし、その日以降、夕方になると腹痛に襲われるように……。でもやはり翌日にはケロッと普断通りに過ごせていたので、妊娠中のトラブルの1つなのかなぁとあまり深刻に考えませんでした。
それからしばらくすると痛みが出るのがおさまりました。そして無事に出産を終えて、日々忙しく育児に追われる生活をしていました。出産したから妊娠中の痛みがおさまったのかなと思っていたところ、子どもが10カ月を過ぎたころ、また猛烈な腹痛に襲われたのです!
そこでようやく重い腰をあげて病院へ。すると検査の結果「胆のう結石」が見つかったのです。「胆のう症」だということで、即入院となってしまいました。
おなかの痛みは妊娠によるものだと思って疑わなかったのですが、しっかり病気が潜んでいたのです。
もともとおなかが弱いタイプで、腹痛を度々起こしていたこともあり、激痛だったのにもかかわらず「病院へ行くほどではないだろう」「妊娠によるもので今だけだろう」と高をくくっていた私。思い込みによって受診しなかったことを後悔しました。やはり痛みの具合がいつもと違うときは病気を疑って、早めに病院で診てもらうことが大切だと痛感しました。今後は異変を感じたときは迷わず受診しようと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/ふくふく
著者:田中花子
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug