男性NGの産科・婦人科に男児を連れていくのはアリ?→「嫌だ」という声が上がるワケは…
ことの発端はSNSのとある投稿。「男性は入らないでください」と書かれた婦人科に、男児を連れて行くことを問題視する内容でした。しかし、健診や診察に男の子を連れて行かざるを得ないママがいるのは事実。SNSでは、「子どもでも抵抗がある」「男性に男児は含まれないのでは?」など、さまざまな意見が飛び交っていました。
産科・婦人科への男児の同行が気になる人はどれくらいいる?
一部の産科や婦人科には「男性の来院お断り」というルールがあります。これには、男性が待合室の椅子を使用することで患者さんや妊婦さんが座れないなどのマナー問題や、婦人科というセンシティブな診察をする場所に男性がいることに抵抗を示す女性がいることなど、さまざまな背景があるようです。
では実際に「産科・婦人科への男児の同行が気になる」という人はどれくらいいるのでしょう。
ベビーカレンダーの投票箱機能を使ってアンケートをとったところ、89%の人は気にならないという回答でした。
しかし、やや気になる人ややめてほしいと思う人がいるのも事実。どのような点が気になり、嫌だと思うのでしょう。
男児の同行に賛否の声
SNSに投稿された否定的な声を見てみると、以下のような意見がありました。
・「男児は男性ではない」って認識は違うと思う。
・婦人科にはさまざまな事情があって、女児も来る。そこに同年代の男子がいるのは嫌なのでは?
・婦人科にはセンシティブな女の子の患者もいます。親はその意図を汲んだほうがいい。
・婦人科の診察カーテン下から男児に覗かれて嫌な思いをした。
・男児も男。どうしても男児を連れて婦人科に行きたいなら、男性OKの婦人科を選べばいいのでは。
・産科はさておき、婦人科には遠慮すべき。治療の内容が異なる。
たしかにプライベートゾーンの診察があったり、センシティブな治療をしたりする産科や婦人科において、例え子どもであっても男の子がいることに抵抗がある、という意見も一理あります。
しかし「病院が注意しないのであればOK。その判断がすべて」「子どもを預けられる人ばかりではない」「子どもを外で待たせておけるわけがない」と、男児の同行を問題視しない人、許容する人もいるようです。