【2024上半期】「ジェンダーレスネーム」ランキング!今男女どちらにも人気の名前は?
近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が人気です。なかでも漢字一文字の名前、そして二音のよみがトレンドとなっています。
2024年1月から5月生まれの赤ちゃん36,066名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。
1位凪(主なよみ:なぎ)
2024年上半期に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「凪」でした! 特に男の子に人気で、2024年上半期の月間ランキングでは毎月TOP10入り。2023年の年間名前ランキングでは男の子8位、女の子は24位という順位でした。
風や波が静まる様子を意味する「凪」。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。そして、周囲にやすらぎを与える人になってほしいという想いが感じられます。
2位翠(主なよみ:すい)
2位は「翠」。年間名前ランキングでは2021年55位でしたが、2022年は19位に順位を上げ、2023年は3位へTOP3入りした人気急上昇のトレンド感ある名前の一つです。今年に入って男の子にもじわじわと人気が出始め、人気ジェンダーレスネームの仲間入りを果たしました。
草や木の葉のような青々とした色を表す「翠」は、どこか神秘的な印象を与えます。「すい」という二音の響きも個性的です。
3位蓮(主なよみ:れん)
3位にランクインしたのは「蓮」。特に男の子に人気の名前で、2020年、2021年、2023年は男の子の名前ランキング1位に輝いています。
「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。
同名の著名人では、人気アイドルグループSnow Manの目黒蓮さんが活躍されています。
4位凛(主なよみ:りん)
4位には「凛」がランクイン。特に女の子に人気の名前ですが、今は男の子にも名付けられるようになってきました。2023年の年間名前ランキングでは女の子2位、男の子96位。
今年の女の子の月間名前ランキングでは、1月、2月、5月に1位となりました。
「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」