子育て情報『「え~ダメなの…!?」保育士が明かす!家庭での油断が転落事故を招く!?やりがちなNG行動と予防策』

「え~ダメなの…!?」保育士が明かす!家庭での油断が転落事故を招く!?やりがちなNG行動と予防策

目次

・室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット
・屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット
・転落事故を防ぐベランダ対策
・家庭でできる具体的な予防対策
・保育園で行っている転落予防策
「え~ダメなの…!?」保育士が明かす!家庭での油断が転落事故を招く!?やりがちなNG行動と予防策


ニュースなどで、子どもの転落に関するものをよく見かけますよね。実は子どもが動く場面が増えるにつれて、ヒヤリとする場面は増えていくのだそうです……。保育士の中田馨さんが、転落事故が起こりやすい状況と予防策をマンガで教えてくれました。

こんにちは。保育士の中田馨です。子どもの成長発達とともに気をつけなくてはいけないことに、高さのある所から落ちる「転落」があります。

そこで今回は、転落事故を防ぐために保育所で行っている防止策とともに、家庭で子どもの安全な環境を考えていきたいと思います。


転落事故を防止するには


転落事故を防止するには


転落事故を防止するには


室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット

子どもの転落事故の特徴(消費者庁)には下記のようなものがあります。

●子どもの発達段階によって事故が起こりやすい場所や状況が変わる

●頭部から落下しやすい(小さな子どもは体の大きさに比べて頭が大きく重心の位置が高いため)

●思わぬところに登ろうとしたり、いろいろな遊び方をする

子どもが生活する環境は、その時の子どもの発達状況によってその都度変えていく必要があります。「高いところから落ちる」というと、ハイハイや歩くことなどができ、活発に動き始めた子どものようなイメージがありますが決してそうではありません。

例えば、ねんねの時期の赤ちゃんの場合、「まだ動かない」と思い、ソファーや大人用のベッドに寝かしていたらクルリと寝返りをして落ちそうになった(落ちた)。ベビーベッドの柵をしていなくて落ちそうになった(落ちた)。ということもあります。

また、安全と思われがちな柵をしているベッドですが、つかまり立ちするようになるとベッドの中にある物を踏み台にしたり、ベッドの柵に足をかけてよじ登ろうとする子もいます。更に動くようになると、子どもの探索心はますます成長し、階段、玄関の段差、湯船、トイレ、本棚、椅子、机などを上ったり、のぞき込んだりして、ヒヤリとする場面が増えてきます。
保育所で聞いた事例では、テレビ台に登ってテレビにつかまり立ちして、そのままテレビと一緒に後ろにひっくり返った!というお話もありました。

屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット

乳児の場合、抱っこをしていて落としてしまう場合もあります。

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