夫「今日くらい大丈夫やろ?」臨月の妻を前にビールをあける夫にモヤモヤ…夫婦の温度差にあぜん!
妊娠37週に入ると、いつ陣痛がくるのかドキドキしていました。わが家の場合は、私の緊張とは裏腹にパパは呑気に構えていて、その温度差に腹が立ってしまうことがありました。今回は、私が妊娠37週に入ってからパパにしてほしかったことをご紹介します。
お酒を控えてほしかった!
私はもともと切迫早産気味で、張り止めの薬を臨月まで服用していました。そのため、出産が予定日よりも早くなるかもしれないと、日々ドキドキしていました。パパは「37週に入ったら、生まれるまでお酒は飲まない」と張り切ってくれていたのに、「今日は大丈夫やろ?」と、根拠のない自信からビールをあける姿に悲しくなりました。
仕事で疲れている気持ちもわかりますが、もし陣痛が起きたら運転もできないし、もう少し考えてほしいところでした。
2人の時間を大切にしてほしかった!
赤ちゃんが生まれると、生活の中心は赤ちゃんになってしまいがち。
夫婦2人の時間はなかなかとれません。赤ちゃんが生まれるまでの最後の2人の時間は、子ども連れでは行けない食事に行ったり、近場に出かけたりすればよかったと思いました。
パパが飲み会でいないときに陣痛がきたらどうしようと不安になることもあるので、パパが一緒にいてくれるだけで安心できます。もっと2人の時間を大切にできたらよかったと感じています。
車の運転をしてほしかった!
妊娠37週になると、大きくなったおなかの影響で座ることも苦しい状態です。まして車の運転となると、おなかがつかえて運転しにくい! あまりシートを倒して運転することもできないので、運転するのもひと苦労。
パパは運転するのがあまり好きではなく、出かけるときの運転は私。妊娠37週に入ってからも相変わらずで、私が頼まないと運転してくれませんでした。
妊娠37週に入ると、楽しみと不安が入り混じって、情緒が不安定になりがちでした。夫婦2人で話し合って約束ごとを決めたり、パパにしてほしいことは言葉で伝えるようにして出産に挑めるとよかったなと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:田中麻奈/女性・主婦。元保育士で1児の母。現在は育児に専念するため専業主婦。自身の経験をもとに妊娠や出産、子育てに関する記事を執筆中。
趣味は手芸。
イラスト:(c)chicchimama
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。