子育て情報『赤ちゃんの誤嚥、最も気をつけたい食べ物は…?【3児ママ小児科医の育児】』

2021年2月12日 19:00

赤ちゃんの誤嚥、最も気をつけたい食べ物は…?【3児ママ小児科医の育児】

わが子はピーナッツ好きだったので、欲しがるときは砕いて食べさせていました。

覚えておきたい救命救急法

もし、完全に気管を異物がふさいでしまって窒息してしまった場合、救急車を待っていては手遅れになります。普段から基本的な救命救急法は身につけておいたほうがいいでしょう。誤嚥に気がついて、呼吸ができていないと感じたら、以下のように対応します。

①119番に電話

②0歳なら背部叩打法(はいぶこうだほう)、1歳以降ならハイムリック法(腹部突き上げ法)や背部叩打法変法をしましょう。

背部叩打法(はいぶこうだほう)


出典:「子ども安全メール from 消費者庁」

背部叩打法変法


出典:「子ども安全メール from 消費者庁」

ハイムリック法(腹部突き上げ法)


出典:「子ども安全メール from 消費者庁」

赤ちゃんの誤嚥について知っておくことで、事前に事故予防対策をおこなうことができます。誤嚥の起こりやすい食べ物やおもちゃなどに、普段から気を付けて赤ちゃんもママも笑顔で過ごせるといいですね。

監修者・著者:医師 東京衛生アドベンチスト病院 小児科医師 保田典子 先生
2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。2021年春、高円寺こどもクリニック(仮称)開設予定。

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