便秘体質じゃなかったのに! 便秘と切れ痔に悩んだ産後の生活【体験談】
妊娠中や産後は体調や体質が変化しやすいと言われています。筆者は便秘体質ではなかったのですが、妊娠・出産をきっかけに便秘がちになりました。便秘が続いて起こったのが切れ痔。出産後にこんなに苦しむことになるなんて……。
出産のいきみで痔に…
出産の喜びと心地よい疲労感を味わったのもつかの間、産後トイレに行くと肛門に異変を感じました。「 ……ん? 何か出ている?」 と。トイレットペーパーごしにおそるおそる触ってみると、そこには今まで感じたことのないボコッとした腫れが!
「 女の人は出産すると痔になる」 と母から聞いていましたが、まさに痔になってしまったようです。それまでは排便時に少し切れたことはあっても、はっきりと腫れているのがわかるほどの痔は初めてだったので不安になったのを覚えています。
医者から薬を処方してもらう
これでは排便のときに痛そうだ、と心配した筆者は、回診に来た先生に痔になってしまったことを伝えました。先生はスムーズに便が出るように妊娠中や授乳中でも飲める薬を処方してくれて一安心。
排便の状態に合わせて飲む回数を減らしてもいいとのことでしたが、入院中は産後間もないということもあり、痔の症状が心配なので1日3回薬を服用していました。産後初めて排便したときは、いきんでも便が出ている感覚はなく、心配していた痛みもありませんでした。
便秘の悪化と排便時の苦しみ
退院後は授乳で水分が不足しないように1日2リットル以上の水分を飲むようにしていましたが、便秘が良くなることがありませんでした。それなのになんとなく薬を飲み続けるのが自分の体にも母乳を飲む娘にも悪いような気がしてしまい、回数を控えめにしたところ、便秘はますますひどくなる一方に。排便がうまくいかずにトイレから20分以上出られないことや排便時に便器が真っ赤になるくらい出血してしまうこともあり、産後にこんなに苦しむとは思いませんでした。
産後の便秘と切れ痔は時間の経過によって治りましたが、今思うと処方された薬をきちんと飲めばよかったと思います。つらいときは病院で受診をするなどして体調を整えることが大切だと痛感しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。