高位破水していたことに気が付かないまま…【陣痛体験談】
出産予定日2日前に高位破水しましたが、少量だったため自己判断で尿漏れだと思って病院に行かなかった私。高位破水していたことに気が付かないまま、翌日の母との電話でようやく気付き……。その後、出産までの体験をお伝えします。
朝起きたらいつもと様子が違った
出産予定日2日前の朝、起きてトイレに行くと、尿漏れのような感覚がありました。臨月から尿漏れに悩んでいたので寝ている間にしてしまったと大ショック……。ただの尿漏れだから問題ないだろうと病院に連絡することもなく、その後1日を普段通りに過ごしていました。
そして翌日、実母との電話で「起きたら尿漏れしていた」と伝えると、すぐに病院に連絡するように言われたのです。そのとき初めて、もしかしたら破水かもしれないということに気が付きました。
病院での診察で高位破水だと分かった
病院に電話すると、入院の準備品を持って病院に来るように言われました。そして診察で高位破水と診断され、即入院に。破水すると羊水が多く出ると思い込んでいたので、いつのまにか破水していたことに驚きました。実母との電話がなければ高位破水に気が付かずに過ごすところでした。
そして、破水から24時間以内に陣痛が始まらなかったら陣痛促進剤で誘発することになりました。自然に陣痛が来ることを願っていましたがなかなか始まらず、陣痛促進剤を使うことに……。
子宮口が全開大になって急激に進んだお産
陣痛促進剤を使い始めて1時間後に再度破水し、陣痛が始まりました。しかし5時間経っても子宮口は4cmしか開かず、終わりの見えない陣痛に難産を覚悟した私。5時間たったところで赤ちゃんの心拍が一時的に低下することがあり、一時は緊急帝王切開も考えられました。
しかし、診察すると4cmだった子宮口が一気に全開大に。先生たちも大慌てで、陣痛開始から6時間後にいきみ始めて3回のいきみで元気に生まれてきてくれました。赤ちゃんの産声を聞いたときには安心して涙がこぼれ、とてもうれしかったです。
妊娠中に何か変化があった場合は自己判断せず、病院を頼ることが大切だと改めて思いました。臨月になったら特に体の変化には敏感になったほうがいいと実感しました。
突然の高位破水の経験も、今では良い経験だったと思っています。