「食べなさい!」孫を怒鳴るのはもうやめて!祖父母との食事が苦痛になり耐えられず…【体験談】
私には妻と6歳、2歳の息子がいて私の両親と同居しています。6歳の長男は卵アレルギーなので食べ物に関しては警戒心を持っています。とくに初めて見る食べ物に慎重で、食べ慣れたものを好むのですが、そんな長男に対して、私の両親、つまり長男の祖父母が厳しすぎるのです。そこで私と妻はあることを決めました。
長男は卵アレルギー
長男は離乳食完了期にアレルギー検査をするまでは野菜、果物などなんでも食べる子どもでした。しかし、1歳2カ月ごろに卵を使ったホットケーキを食べるとすぐに具合が悪くなり、激しく嘔吐。私と妻はとても驚きました。
1歳になったばかりのころにもタマゴボーロを食べて嘔吐したことがあったので、もしやと思い病院に連絡。
原因を調べるために小児科でアレルギー検査をおこなったところ、長男は卵アレルギーであるとわかったのです。
食べることに恐怖心を覚えて…
卵アレルギーとわかってから、長男は食べることに恐怖心を持ってしまい、これまで食べられたお菓子や大好きだったバナナ、ブロッコリー、にんじんなど毎日の食卓に並ぶような食べ物さえも食べられなくなってしまいました。
おかゆとパンだけが食べられる状態になり、初めて食べる物や食べ慣れない料理に対しての警戒心が強く、食事の際に泣き出すことも……。最初は心配していた祖父母でしたが、食べさせたい気持ちが強すぎて、次第に長男にきつくあたるようになりました。
怒鳴る祖父母、泣き出す長男
3歳、4歳と長男が成長するにつれて、食事のときに祖父母は長男に「これを食べなさい」「次はこれを食べなさい」「これも食べないとダメ」「どうして食べないの」など注意することが増え、長男が泣き出すこともありました。私と妻は、長男のことがいたたまれず、また、長男の泣き声と祖父母の怒鳴り声が飛び交う食卓での食事が苦痛になっていったのです。
長男も祖父母と顔を合わせて食事したくないと思っているはずだと思い、私と妻と子どもたちは、食事の時間を祖父母とずらすことにしました。
食事が楽しいと思えるように
食事の時間をずらす旨を私から祖父母に伝え、長男には食べられる物を選択していいよと伝えました。また、「食べなさい」など威圧的なことは言わず、「これもおいしいよ」