自己主張が苦手な長女。親が「陰で支える役」に徹すると、変化が見られて…
といったことは、少々親としての都合が悪いなと思うことでも、まずは「わかった」と受け止めるようにしました。今までの私は「~しなさい」「早くして」と命令形の声かけが多いように感じ、そういった背景も長女の我慢しすぎる性格につながる要因となったのかな?と思ったからです。
また、お友だちになかなか自分の気持ちが伝えられず、長女がもどかしそうな思いをしているのを目撃したときも、親としてあえて「こうしてみればいいじゃない」という安易なアドバイスはしませんでした。なぜかというと、あくまで「気持ちは伝えずに我慢する」という決断をしたのは、長女自身だからです。
どこまで親が関わるべきか悩ましいですが、私は陰のサポート役に徹することに! 長女の言動を「間違っているな」と思うことも正直ありますが、まずは「よく言えたね」と声かけするように努めています。そして現在の長女は「こうされて嫌だった」と自己主張ができるようになりました。今後も子どもの「自己決定」を尊重したいと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて通園している幼稚園・保育園や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/おもち
著者:黒井夢乃
二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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