妊娠初期につわり以上につらかったのは意外な痛みだった!【体験談】
妊娠判明と同時に起こった不調の1つに、強い腹痛がありました。医師からは「卵巣が腫れていますが、経過観察で問題ありません。妊娠初期ということもあって痛み止めの薬も処方できません。大変ですが、耐えてください」とのコメント。つわりと相まってつらかった妊娠初期の体験です。
妊娠判明、そしてつわり
私が妊娠に気が付いたきっかけは、強い倦怠感でした。少し動くだけで立っていられないほど疲れてしまい、これはおかしいぞと思ったことを覚えています。月経も少し遅れていたので妊娠検査薬を使うと、しっかり反応が。
入籍から半年、そろそろ子どもが欲しいねと夫と話していたころだったのでとてもうれしかったです。
妊娠判明からほぼ同時期につわりの諸症状が起こり始めましたが、つらいものの耐えられないほどではありませんでした。
赤ちゃんは大丈夫!? キリキリ痛むおなか
妊娠8週を迎えたころです。仕事をしていると、突然立っていられないほどの強い腹痛に襲われました。上司に断り、大慌てで初診をしてもらった産婦人科に駆け込みました。
エコーで確認すると「卵巣がかなり腫れているが、卵巣茎捻転(らんそうけいねんてん)ではないから大丈夫。引き続き様子を見る必要はあるけれど、今のところ腫れは赤ちゃんには悪影響はありません」とのこと。ほっと一安心でしたが、その後しばらく腹痛に悩まされるはめになったのです。
「妊娠は病気じゃない」の意味
つわりも吐き気やめまいなどでつらかったものの、デスクワークの仕事ができないというほどではありませんでした。でも、腹痛はまっすぐに歩けなくなるほどの痛み。椅子に座っていることもできず、仕事を早退したり、休んでしまう日が続きました。もちろん家事などまったくできません。
体調の悪さからメンタルも弱っていき、次第に自分がダメな人間だと感じるようになっていきました。しかしそのとき、職場の上司から掛けてもらった一言に救われました。
「妊娠は病気ではないというのは、医師や他人が治すことができない、あなたが安静にするしかないということ。仕事も家事もしなくていい。
つらいときは休みなさい。申し訳ないと思わなくていい」
上司から掛けてもらった言葉と理解ある同僚に助けられ、早退と欠勤を繰り返しながらもどうにか妊娠初期を乗り越えました。