子育て情報『一緒に「嫌!」って言ってみた!ストレスをためないイヤイヤ期の過ごし方』

一緒に「嫌!」って言ってみた!ストレスをためないイヤイヤ期の過ごし方

目次

・イヤイヤを言いそうな環境を避ける
・余裕のあるタイムスケジュールで動く
・成長の証だなと思える心の余裕を作る
・著者:小川かなえ
双子の赤ちゃん


私はイヤイヤ期の2歳6カ月の双子を抱えている母です。あっちでも嫌、こっちでも嫌、全部イヤイヤ!と、2人分なので回数も多いです。成長の証だと頭では思っていても、私も「嫌!」と言いたくなってしまい、実際に一緒に言うこともあります。今回は、子どもたちのイヤイヤ期を乗り切るために私が心がけたことをお伝えします。

イヤイヤを言いそうな環境を避ける

まずイヤイヤを言いそうなシチュエーションを予想し、なるべく避けるようにしています。例えば、好きそうなおもちゃが1個しかなければ必ず喧嘩になるので、最初から見せないこと。それから、行き先の希望が分かれないように私が決めておいて、「〇〇に出かけるよ!」としっかり声掛けしてから出発するなどです。

おもちゃなどは、嫌と言われたときの代替案や他のお気に入りの物を用意しておきます。
出かけるときはイヤイヤになりがちなタイミングなので、できるだけ楽しそうにワクワクするような雰囲気をつくり、次の予定を前もって伝えてから出かけると、イヤイヤになることが少ない気がします。

余裕のあるタイムスケジュールで動く

とはいえ、予想外のイヤイヤは日常茶飯事です。どこかに何時までに行くなどという用事があるときにイヤイヤが始まると、私自身も焦って「~しなさい!」と怒ってしまい、火に油を注ぐこともしばしば。できるだけ用事も確実に済ませて、親子ともにストレスがたまらないよう、なるべくスケジュールよりも30分前に動くように心がけています。

心と時間の余裕を持つことで、イヤイヤが始まっても待つことができるからです。また、予定の相手先にもあらかじめ現状を知っておいてもらい、遅刻する可能性があることも伝えるようにしています。


成長の証だなと思える心の余裕を作る

イヤイヤは、子ども自身に「こうしたい」という想いが芽生え、その想いと状況が合っていないために出てくることだと思っています。まずは「自分はこうしたい!」と思うようになった子どもたちの成長を喜ぶことで、「そうだよね、嫌だよね」と共感できました。

その結果として、私の言うことに対して子どもたちも納得しくれるのが早くなったような気がします。たまに一緒に「嫌!」と叫んでみると、子どもの方が「大丈夫?」と慰めてくれることもあって、とても頼もしいです。

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