妊娠さんはお通夜・お葬式に参加しないほうがいいの?迷信は本当!?
妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合のマナー
特に、近年はお通夜・お葬式のスタイルが多様になってきています。マナーを守らず参列すると、ご遺族や同じ参列者側の方々に不快な思いを与えてしまう可能性があるので、注意する必要があります。
葬祭に関する風習やマナーはなかなかわかりにくいものなので、お通夜・お葬式に参列することになった場合には、親や祖父母、親族でも年配の方に聞いて、教えてもらうようにするのがよいでしょう。
妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合の服装って?
妊娠中に限らず、お通夜・お葬式に参列する際にふさわしい服装というものがあります。しかし、妊娠中はおなかが大きくなったり、体調が変化しやすいということもあるため、服装選びも重要になってきます。
●服
お通夜・お葬式に参列するときは、服装は黒が基本ですが、お通夜では略式として薄い紫やグレーなど薄い色でも構わないとされています。
一般的には、ほとんどの方が黒の喪服を着用します。喪服はワンピース・スーツスタイルどちらでも構いませんが、妊婦さんの場合は、つわりの時期やお腹が大きくなっている時期に無理して着ると、具合が悪くなってしまう可能性があります。妊娠中は黒でゆったりとしたシンプルなワンピースなどがいいでしょう。妊婦用の喪服もあり、レンタルで取り扱っているところもあります。
また、妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合には、夏でも念のため羽織りものを用意し、冷える場合に備えておきましょう。
冬場は重ね着、タイツや腹巻き、カイロなどで工夫しましょう。
●靴
靴はパンプスやローヒール、フラットシューズなどがよいでしょう。
黒の皮素材のもの、金具や装飾が付いていないもの、つま先があいていない靴を選びましょう。
●アクセサリーなど
特に気をつけたいものはアクセサリーやバッグです。身につけるアクセサリーは、基本的に結婚指輪のみとするのが正式ですが、真珠のネックレスやイヤリング、ピアスも問題ありません。NGなのは宝石などの光りもの、そしてアクセサリーの重ねづけです。重ねることは「繰り返す」を意味し、タブーとされるので注意しましょう。バッグは金具が見えないものにし、シンプルな黒を選びましょう。