子育て情報『うつぶせ寝はまださせちゃダメ?メリットもあるうつぶせ寝には深刻なデメリットが!?』

うつぶせ寝はまださせちゃダメ?メリットもあるうつぶせ寝には深刻なデメリットが!?

 

●うつぶせ寝のデメリット

・乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まる

・窒息の恐れがある

うつぶせ寝はいつごろからしてよいのか

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、生後2カ月から6カ月の赤ちゃんに多く、稀に1歳以上で発症することがあるため、厚生労働省では医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、1歳まではあお向けに寝かせるよう勧告しています。


赤ちゃんをうつぶせ寝させるときの注意点と事故を防止する方法

生後5~8カ月ごろには、多くの赤ちゃんは寝返りができるようになっています。うつぶせ寝の際に問題になるのは、寝返りをうてるようになった赤ちゃんが自力であお向けに戻れず、窒息してしまうという状況です。

かといって寝返りが始まったら四六時中赤ちゃんを見ているということもできません。寝返り防止専用のクッションや赤ちゃんの左右に分厚い布団を敷き、赤ちゃんをあお向けに固定しておくという方法があります。けれどもあお向けにしてもうつぶせになってしまう、うつ伏せ寝が好きな子もいます。この場合は仕方がないと思います。

また、寝ている赤ちゃんの動きが低下したり無呼吸になったりしたときに音やランプで警告する「無呼吸アラーム」や、睡眠中もあお向けの姿勢を保ち、観察が容易なベビーチェア「バウンサー」などを活用していくというのも1つの方法です。

これらの工夫に加え、窒息の予防や乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を低下させるためにも以下のような点に注意する必要があります。


赤ちゃんの窒息を予防するために

・大人用ベッドではなく、できるだけベビーベッドに寝かせ、転落しないように柵は常に上げておく

・掛け布団は子ども用の軽い物にする

・敷き布団やマットレスは、アイロン台と同じ程度の硬さのもの使う
・赤ちゃんの顔の近くに、口や鼻を覆ったり首に巻き付いてしまったりする物(枕、タオル、衣服、スタイ、ぬいぐるみ、ひも状のものなど)は置かない

・ベッドの柵とマットレス、敷き布団の隙間など、赤ちゃんの頭や顔が挟まってしまうような隙間をなくす

・添い寝をする際には、赤ちゃんを圧迫しないよう十分注意する


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