産後ママをサポートする「産後ケアサービス」の認知度・利用実態を調査!
出産後の母親を心身ともにケアし、サポートを行う「産後ケアサービス」。産後ケア施設では、看護師や助産師、産後ケアリストのもとで赤ちゃんと一緒に過ごし、母体の回復や心身の安定を図るケア、育児相談などのカウンセリング、授乳や沐浴の指導などを受けることができます。
ベビーカレンダーでは、新機能「産後ケア施設検索サービス」のリリースにあたり、1,226名のママを対象に、「産後ケアサービス」の認知度及び利用実態調査を行いました(調査期間:2019年2月13日~2月17日)。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。
産後ケアサービスを「知っている」ママは53.4%!
1,226名のママに「産後ケアサービス」の存在を知っているか質問したところ、約半数の人が「知っている」と回答。その一方で、46.6%の人は「知らない」と回答しました。
また、産後ケアサービスを知っていると回答したママに、産後ケアサービスを知ったタイミングについて質問したところ、最も回答率が高かったのは「妊娠中」66.7%でした。続いて、産後ケアサービスを知ったきっかけについても質問したところ、回答率のTOP3は「行政や自治体の相談窓口」29.1%、「産院の紹介」22.0%、「育児関連のWEBサイト」17.2%という結果に。
この結果から、“妊娠中に行政や自治体の相談窓口で産後ケアサービスについて知る機会があった”というママが多いことがわかりました。
知らないママが多数!産後ケアサービスは利用料の助成を受けられる
産後ケアサービスの存在を「知っている」と回答した655名のママに、住んでいる地域に産後ケアサービスを受けられる施設があるかを質問したところ、60.2%の人が「ある」と回答しました。次いで回答率が高かったのは「わからない」という回答で30.8%。産後ケアサービスについて知ってはいるものの、“実際に利用できる場所が身近にあるかどうかは不明”という人が約3割という結果になりました。
さらに、自治体から産後ケアサービス利用料の助成を受けられることを知っているかという質問には、59.1%の人が「知らない」と回答。助成内容や対象者は自治体により異なりますが、産後ケアサービス利用料の一部が助成され、残りが自己負担額となります。