産後から今のこと【妊娠糖尿病を乗り越え42歳で出産10】 #ベビカレ春のマンガ祭り
ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。
今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第10話、最終話になります。
ここまでお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。
第1話で少し触れましたが、私は産後の心身が回復するまでに5カ月ほどかかってしまいました。
出産時は42歳、高齢だから回復が遅いというのもあるかもしれませんが、
妊娠糖尿病になったりしたストレスからパニック発作を起こしたことが響いていたのだと思います。
では、そこからどうやって回復していったのか……。
出産直後は初めての育児でバタバタで、パニック発作のことを考える暇もないほどでした。
それが1カ月ほど過ぎたころ、糖尿病の心配はなくなったものの、睡眠不足や慣れない育児の疲れやストレスが溜まってくると、また息苦しくなってしまったのです。
思えば、妊娠がわかったときから高齢出産のさまざまなリスクに対する不安をずっと抱え続けていました。順調ですと言われても、どこか不安で常に神経質になっていました。
それに加えて妊娠糖尿病。赤ちゃんを無事に産むことを最優先にして血糖コントロールを頑張っていましたが、正直、逃げ出したくなるほどのストレスでした。
そんな不安やストレスの積み重ねが、出産後に一気に噴出してしまったのかもしれません。
夫が会社に行っているときにもしも自分が倒れてしまったら、この子はどうなるんだろう?
考えるとよけいに不安で息苦しくなってきます。
あ……、これはまずい……限界が来る前に助けを求めよう!
ひとりで育児をすることに不安を覚えたので、しばらく実家に帰ることにしました。
いきなり子どもを連れて帰省することになってしまったから、実家には迷惑をかけてしまうなぁ……と思って申し訳ない気持ちでいたのですが、孫と一緒に2カ月ほど過ごせたことを両親は楽しそうにしてくれていたので、私は勝手に「これは親孝行!」と思うことにしました。
母親に育児や食事のことをサポートしてもらいながら少しずつ回復。実家に帰省している間は両親や妹に子どもを見てもらったり、たまに来る兄夫婦にも遊んでもらったりしたおかげで、子どもはよく笑ってくれるようになりました。
ああ~、あのときひとりで無理しないで人に頼ってよかった~!
住んでいるマンションに子どもと一緒に戻ってきたころは産後4カ月。