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ママ友との関係に悩んだら試してみたい!ラクになるコミュニケーション術

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ママ友との関係に悩んだら試してみたい!ラクになるコミュニケーション術


 

赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。
 

ママ友と一緒にいるとなんだか、とてもイヤな気持ちになる……。そんなときは、もしかしたら、コミュニケーションの過程で「マイナスのストローク」が起こってしまっているのかもしれません。

 

心理学におけるストロークとは……


心理学でいうストロークとは、身体表現、言語表現、非言語表現を使って「相手の存在を認める行為」のことです。ストロークには、プラスのストロークとマイナスのストロークがあります。

 

[プラスのストローク]
身体表現:手をつなぐ、なでる、抱きしめるなど
言語表現:励ます、褒める、慰める
非言語表現:うなずく、微笑むなど

 

[マイナスのストローク]
身体表現:殴る、蹴る、ぶつかるなど
言語表現:悪口を言う、けなす、罵倒するなど
非言語表現:見下す、睨む、軽蔑するなど

人間は、できる限りマイナスのストロークはいらず、プラスのストロークを欲しいと感じます。

 

スムーズなコミュニケーションを育むには


前提として、「あなたもOK、わたしもOK」という考え方をベースにします。
相手のことはもちろん、自分のことも肯定します。その上で、プラスのストロークをおこないましょう。

 

相手のことも自分のことも肯定できない状況でおこなうと、信頼の気持ちからストロークが発せられず、結果的にマイナスのストロークを相手に与えかねませんので心の底から肯定することが重要です。

 

例えば、苦手だなと思っているママ友がいたとします。彼女の発言内容問わず、「どうしてああいう言い方しかできないのかしら」などと思っていると、非言語表現でマイナスのストロークを相手に投げかけてしまいかねません。

 

人は、プラスのストロークを受け取るとプラスのストロークを返そうとするといわれています。逆にマイナスのストロークを受け取ると、マイナスのストロークを返してしまいがちなのです。

 

プラスのストロークを返すよう心がけましょう


もし、ママ友からマイナスのストロークを受けたと感じてもプラスのストロークで返しましょう。
そうすることで、プラスのストロークが始まる可能性が高くなります。一方で、どんなにプラスのストロークを返しても、マイナスのストロークで返してくる人もいるでしょう。

 

そんなときは、できるだけその人と一緒に過ごす時間を減らしていくことをおすすめします。

 

 

プラスのストロークの投げかけは、普段から意識しておこないたいものです。お子さんやパパにもプラスのストロークで接すると、家庭のコミュニケーションが円滑に進む可能性が高まりますよ! まずは、自分がマイナスのストロークを投げ続けていないかチェックしてみてください。

 

著者:ライター カトウ ヒロコ
メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。

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